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2018年7月17日
進研ゼミ 高1講座、アプリ「1分スピーキング」会話キャラに千葉雄大さん
ベネッセコーポレーションは12日、「進研ゼミ 高1講座」から英語の発話トレーニングができるアプリ「1分スピーキング」を提供開始すると発表した。
発表会の会場には一般の高校1年生が多数来場。また、ゲストにタレントの千葉雄大さんと伊藤小春さんが登壇し、デモンストレーションやトークセッションを行った。
「1分スピーキング」は、キャラクターとの会話形式で英語の発話を自主トレーニングできるアプリ。20日から「進研ゼミ 高1講座」の会員向けに提供を開始する。
2020年度の大学入試から、英語は現在の「聞く」「読む」に、「話す」「書く」を加えた4技能評価に変わることなどを受け、「進研ゼミ 高1講座」では今年4月から外国人講師による個別指導「Online Speaking(以後「OS」)」を導入。
OS受講者のレッスン満足度が95%と高い評価を得た一方で、「発音に自信がなく、外国人講師とのレッスンにまだ踏みだせない」などの声も聞かれたという。同社ではこうした状況を踏まえ、スピーキングの基礎となる発話トレーニングができる教材として「1分スピーキング」を開発した。
ベネッセコーポレーション 高校生事業本部の福光賢治本部長は、新しい教育の大きな変化に備えて、「特に英語4技能の教育では、実際に話せて使える英語の習得に向け、学校、塾・教室、家庭学習などそれぞれの充実を図っておりサービスを強化しています」と同社の対応を説明。提供中のOSでの実践会話レッスンに加え、アプリ「1分スピーキング」を組み合わせた新しい学習法として、受講費内で開始する。
「1分スピーキング」の発話の相手はアプリ画面上のキャラクター。1レッスン1分というスキマ時間にも取り組めることが特徴。高校生に身近な日常会話を通じて、検定試験にも役立つ応答・説明・意見等の表現力が身につくよう設計され、1500フレーズ以上の発話トレーニングができる。
タレントで現役高校1年生でもある伊藤小春さんが「1分スピーキング」のデモンストレーションを披露した。
はじめに好きなキャラクター、会話シーンを選んでレッスン開始。画面上に表示される英文フレーズを読み上げると、発話音はその場で録音され、レッスン終了後に評価を見ることができる。発音評価は音声認識システムが行い、発音の正確さがパーセンテージで表示される。
判定結果は「62%」。「ほら、話せるじゃない!」のコメントが表示された。「本当に会話しているみたいで楽しいし、発音の評価がでるので何回も挑戦したいと思えました」と感想を語った。その他、お手本音声と自分の音声も確認できるため、改善ポイントに気づくこともできる。
「1分スピーキング」リリースを記念して、7月20日から8月25日まで期間限定で会話キャラクターの1人として登場するのが千葉雄大さん。この日のステージでは、千葉さんと伊藤さんによる「1分スピーキング」の生披露が特別に実現した。
千葉さんは、「アプリで練習をしてから外国人の先生とレッスンに臨めるのは、とてもいいなと思います」とし、また、以前にOSを実際に体験した感想として、「もし間違えても先生からその場で訂正してもらえて、大丈夫もう一回ゆっくりどうぞと言ってもらえるので安心して取り組めますね」とオンラインならではの良さを振り返った。
会場の高校生から「英語を好きになる方法は?」の質問には、「僕は音楽と同じで映画も好きで、字幕を見て面白いフレーズがあったら家族に使ってみたり、日常に英語を持ち込むとより好きになれるんじゃないかなと思います。頑張ってください!」とエールを送った。
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