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2018年8月30日

岐阜聖徳学園大、緊急地震速報システム「Ai-SYSTEM」を導入

岐阜聖徳学園大学は9月1日から、エーアイシステムサービスの緊急地震速報システム「Ai-SYSTEM」を導入する。これにより、羽島キャンパス・岐阜キャンパスで震度5弱以上が予測された場合、防災放送設備が自動的に起動し、室内放送を通じて学生・教職員に地震の発生を知らせ、大きな揺れが来る前に迅速な避難を促すことができるという。

緊急地震速報システム「Ai-SYSTEM」は、地震発生後に気象庁が配信する震源位置や地震規模(マグニチュード)などの情報を基に、震度と地震波の到達時刻を計算し予想するもの。

専門家が地盤を判読するため、その地域にあった高度な震度を予測することができる。提供元のエーアイシステムサービスは愛知工業大学のベンチャー企業で、製品には同大地域防災研究センターの研究成果が活用されている。

システムの導入により、岐阜聖徳学園大学のそれぞれのキャンパスで震度5弱以上と予想されると、防災放送設備が自動的に起動。全学一斉に報知音が2秒間2回鳴り、続いて「地震です。身を守ってください」という緊急放送が流れる。

岐阜聖徳学園大学では、毎年避難訓練も実施しており、地震災害から身を守るために全学で取り組んでいる。羽島・岐阜の両キャンパスには防災グッズや保存食を備えており、特に羽島キャンパス体育館は岐阜市の避難所に指定されている。

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