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2018年9月18日
LINE上のボットを使ったマイクロラーニング学習システム『まなボット』を開発
教育機関向けシステム開発を行う想隆社は13日、LINEのボットを使用した初のマイクロラーニングシステム『まなボット』を開発したと発表した。

本システムはボットと呼ばれる自動応答システムを応用したもので、代表的SNSであるLINEのボット上で出題側と友達になることで時間、場所を問わず問題を受け取り回答することができる。
LINEという学生から広く利用されるプラットフォームを採用することで、時間や場所の確保という学習環境の制約を出来る限り取り除き、従来のeラーニングに比べてより学習しやすくした。また、ゲームの要素を取り入れることで飽きることなく学習を継続することが可能だという。
『まなボット』は、首都圏の大学の語学専門の教員で構成される「多言語学習アプリに関する科研グループ」との共同研究の中から生まれた。仕事とプライベート両方を含めた日常生活における可処分時間の中でいかに効率よく、持続可能な形で語学の基礎学習ができるかという研究を形にしたもの。
現在は地方の学習塾で中学生向け歴史の学習ツールとして、日本女子大学、東京理科大学の授業で語学向けシステムとして導入実験をしており、10月をめどに実験は終了し、本格的に導入する予定だという。
今後は大学や学習塾での導入を広げると共に資格試験問題などの問題を多くもつ出版社などと提携し、企業研修や資格試験、医師国家試験、薬剤師試験等の国家試験等の問題コンテンツとセットでボットを提供する。
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