- トップ
- STEM・プログラミング
- 「Tech Kids Grand Prix」総合優勝はオリジナルゲーム「オシマル」の宮城采生さん
2018年9月25日
「Tech Kids Grand Prix」総合優勝はオリジナルゲーム「オシマル」の宮城采生さん
Tech Kids Schoolは24日、小学生のためのプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix」の決勝プレゼンテーションを、東京・渋谷のヒカリエホールで開催した。
「Tech Kids Grand Prix」は、VISION(ビジョン:子どもたちの掲げる夢や実現したい世界観)、PRODUCT(プロダクト:夢を実現するクリエイティブなアイデアとそれを体現した作品)、PRESENTAION(プレゼンテーション:自身のビジョンやプロダクトを社会に発信していく姿勢)の3つの観点から、審査を行うもの。
1019件のエントリーからファイナリストに残ったのは、「ゲーム部門」「自由制作部門」それぞれ6名ずつの12名。
開発に使用された環境は、小学生のプログラミングツールとして最もポピュラーな「Scratch(スクラッチ)」をはじめ、「C#」「Swift」「Python」「flutter」と様々。
1000人以上が入ったホールでそれぞれ5分間のプレゼンテーションを行い、「ゲーム部門」の1位は京都府の小学5年生宮城采生(みやぎ さい)さんの「オシマル」に、「自由制作部門」の1位は東京都の小学6年生菅野 晄(すがの ひかり)さんの「写刺繍(Sha-Shi-Shu)」に決定した。
また、各部門1位から選出される総合優勝は宮城采生さんが選出された。
宮城さんのゲーム作品「オシマル」は、動物ブロックの重さやスピード、エネルギーを考えつつ、CPUのブロックを阻止しながら、慈雲のブロックを先に敵陣のゴールさせる新しい「押し相撲」ゲーム。ゲームのデザイン、プログラム、ロジックまで完全オリジナルゲームだという。
「Tech Kids Grand Prix」は、『21世紀を創るのは、君たちだ。』をスローガンに、次世代のイノベーター発掘を目指す大会で、学校教育とは一線を画す小学生プログラマーの頂上決戦を目指す大会。
表彰では小学生大会としては異例の賞金(各部門1位20万円、2位15万円、3位10万円、オーディエンス賞10万円)が設定されており、プロの大会のようなモチベーションを提供している。
各部門のファイナリスト
<ゲーム部門>
1位 宮城 采生 (京都府 5年) 作品名:オシマル
2位 羽柴 陽飛 (東京都 6年) 作品名:Point vs. Line
3位 長谷部 環 (静岡県 3年) 作品名:宇宙突戦争
– 大竹 悠太 (東京都 5年) 作品名:Crazy Drive VR
– 齋藤 之理 (東京都 3年) 作品名:素数の世界
– 玉川 蓮 (東京都 5年) 作品名:Action Bugs
<自由制作部門>
1位 菅野 晄 (東京都 6年) 作品名:写刺繍(Sha-Shi-Shu)
2位 澁谷 知希 (東京都 5年) 作品名:今日の洋服何着てく?
3位 吉田 拓隼 (東京都 5年) 作品名:たべガチャ
– 大嶺 結葉 (沖縄県 6年) 作品名:Veg-葉
– 岡村 有紗 (大阪府 6年) 作品名:RemindMe
– 柴田 謙 (カナダ 6年) 作品名:うんちく
関連URL
最新ニュース
- 2025年度(令和7年度)大学入学共通テスト 問題・回答速報・解説サイト情報(ベネッセ/駿台・東進・河合塾・朝日新聞・中日進学ナビ)(2025年1月18日)
- 令和の大学生活、7割以上が「遊びよりもバイトや授業で忙しい」=富士通CCL調べ=(2025年1月17日)
- インタースペース、プログラミングスクール卒業生の実務能力に関するアンケート調査(2025年1月17日)
- CBTS、2025年最新版「取得して良かった資格ランキング」発表(2025年1月17日)
- 東京電機大学、新たな総合型選抜「とんがりAO」を2026年度入試から開始(2025年1月17日)
- 京都芸大附属高校、オンラインの単位制・通信制「じぶんみらい科」を新設(2025年1月17日)
- TDCソフト、函館高専で「UXデザインスターターキット」活用した授業実施(2025年1月17日)
- 鳥羽商船高専、アプリを使ったビジネスプランで第12回高校生ビジネスプラン・ベスト100に選出(2025年1月17日)
- 近畿大学×Hakobot、自動運転配送ロボットの実証実験を実施(2025年1月17日)
- paiza、「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」のモデルカリキュラムと「paizaラーニング」との対応表を公開(2025年1月17日)