2018年11月14日
iTeachers TV Vol.163 同志社国際学院初等部 荒谷 達彦 先生(後編)を公開
iTeachersとiTeachers Academyは14日、iTeachers TV Vol.163 同志社国際学院初等部の荒谷 達彦 先生による「主体的なICT活用が児童を変えた(後編)」を公開した。
後編では、主体的な活用を行なった効果を紹介する。6年生学年用として各クラスにiPad10台を配置、教育用SNS「Edmodo」の活用、クラウドサービス活用の増加の3点を変更。これによって、児童自らの判断でアプリを使用し、活用の幅が広がったり、個々に生じる5〜10分の空き時間をより有効的に活用したりするようになった。また「Edmodo」の活用によって、クラス内のコミュニケーションが活発になり、情報モラルの観点でも考えが深まった。クラウドサービスを積極的に活用したことで、複数の課題に対して学校と家での取り組みを分けるようになり、児童自身が自分に学習のペースを考えるようになっていった。iPadがあることが当たり前で、学習に対して有効的であると気づいた子どもたちは、普段の学習で使う鉛筆やノートなどと同じ文具の感覚でiPadを使用することになった。
荒谷先生は、幼少期を海外で過ごし、同志社大学を卒業後、同志社国際学院初等部に7年間勤務。2014年度にiPadを導入後、ICT担当として授業実践や教員の支援を重ね、2018年度から4年生でiPad1人1台を開始。2017年度の6年生担任後、2018年度からPYPコーディネーターに就任。2017年Apple Distinguished Educatorに認定。
後半の「教育ICTなんでも3ミニッツ」は、教育ICTコンサルタントの小池 幸司 さんによる、「教育現場で使えるiPadアプリ講座」。今回のテーマは、「デジタル体育」。
小池さんは、2011年3月、他の学習塾に先駆けてiPad導入を実現。教育現場におけるICTの導入・活用を推進すべく、講演や執筆活動を通じて自社のiPad導入事例やノウハウを発信。2013年3月にはiPad×教育をテーマにした初の実践的書籍「iPad教育活用 7つの秘訣」をプロデュース。NPO法人 iTeachers Academy 事務局長。
□ 主体的なICT活用が児童を変えた(後編)
□ 主体的なICT活用が児童を変えた(前編)
最新ニュース
- オーディーエス、2024年度の鳥取県GIGAスクール運営支援センター業務を受託(2024年4月19日)
- AmbiRise、電子請求サービス「Haratte」の導入で釧路市の学校・教委の支払業務が85%削減(2024年4月19日)
- 子育て環境、8割の保護者が「地域間格差がある」と回答、特に「子育て施設・設備」で実感 =トラストバンク調べ=(2024年4月19日)
- 小中学生の60%が「新学期に学校に行きたくないと感じたことがある」=ニフティ調べ=(2024年4月19日)
- 保護者の6割以上が子どもの自主学習をサポートしている=明光義塾調べ=(2024年4月19日)
- 国公立大学現役合格者の勉強時間、高3で休日6時間以上が48.6% =じゅけラボ予備校調べ=(2024年4月19日)
- 東京理科大、「デジタル人材」を育成する学部・学科を2026年4月に新設(2024年4月19日)
- 東京経済大学、高校生向けのオンライン講義「東経大ライブ」26日から全10回配信(2024年4月19日)
- 東京大学とNTT東日本、地域循環型社会の実現に向け産学協創協定を締結(2024年4月19日)
- 国立高等専門学校機構、「第3回 高専GIRLS SDGs×Technology Contest(高専GCON2024)」開催(2024年4月19日)