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2018年11月26日
KDDI、「日本人英語話者向け発音自動評価システム」を共同開発
英会話教室運営のイーオンとKDDI総合研究所は22日、AIを活用した英会話スキルの評価システム「日本人英語話者向け発音自動評価システム」を共同開発したと明らかにした。
評価システムの構築にあたって、早稲田大学教育学部の松坂ヒロシ教授に監修を依頼し、発話英語のイーオン独自の評価指標を策定した。
指標として、①単語レベルでの発音の正確さ、単語のアクセントを評価する「音素と語強勢」、②「リズム、リンキング、スピードを含む流暢さ」、③文レベルでの評価となる「イントネーションと文強勢」という3つの評価指標に、総合的な発音の分かりやすさの「総合評価」を加えた4軸を設定。これに基づき、収録した英語発話音声をイーオンの外国人教師によって評価した。
さらに、その結果を奈良先端科学技術大学院大学 データ駆動型サイエンス創造センターの安田圭志特任准教授の協力を得ながら、KDDI総合研究所がAI技術によりモデル化し、日本人英語話者の発音を適切に評価できるシステムの設計を行った。
同システムは、イーオンの生徒専用の自宅学習サポートサイト「イーオン・ネット・キャンパス」内で、生徒が音読する音声を収録し、それに対してAIが自動診断をする「発音診断」コンテンツとして、2019年1月からサービスが提供される。
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