2018年12月13日
みんなのコードと加賀市、米国発の子ども向けテクノロジー施設を設立
みんなのコードは12日、石川県加賀市と協力して、日本国内第1号の「コンピュータクラブハウス」を設置すると発表した。
同ハウスは、1993年に米国・ボストンで初めて設立された、子どもたちに「いつでも」「安全に」「テクノロジーを知れる」コミュニティ。
設立当初から、MITメディアラボと協働開発する学習モデルを導入し、現在、世界18カ国で約100箇所の施設がある。2013年には、オバマ元米大統領も同ハウスを訪れるなど、注目が集まっている。
同ハウスに通う10代の子どもたちの中には、独自の映画制作、DJ活動、動画制作など、テクノロジーを使って自分たちの好きなことを仲間と一緒に追求している子ども多くいる。
同ハウスの取り組みは、世界中で広まっているが、日本国内での実績はない(12日現在、みんなのコード調べ)。加賀市とみんなのコードは、今回の取り組みを日本での初の成功事例にしたいと考えている。
同ハウスでは、平日夕方や週末に、週20時間以上子どもたちが自由に使える場を提供するほか、子どもたちの興味に沿った活動のメンタリングを行う。
また、Scratchのようなソフトウェアだけでなく、テキスト言語を使ったプログラミングや、micro:bitやRaspberyPiなどを使ったフィジカルコンピューティング、3Dプリンターなどを使ったFab活動などを幅広くサポート。講師からのワークショップの提供も考えている。
なお、今回のプロジェクトの資金調達は、ふるさと納税制度を活用し、12日から、1000万円を目標に全国から支援を募集。ただし、返礼品は用意せず、集まった支援の全てを同ハウス事業の推進に活用する予定。
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