2019年2月14日
POL、「LabBase」ユーザー9000人の理系人材の独自データを公開
POLは13日、同社の理系人材ダイレクト・リクルーティングサービス「LabBase(ラボベース)」のユーザー9000人の情報をもとに独自調査した「理系人材の就活動向データ」を公開した。
それによると、常に多忙な理系学生が、特に忙しいのが学会発表直前。学会での論文発表は、研究成果を対外的に報告できる数少ない機会なので、研究室一丸となり学会での発表に心血を注ぐ。
そのため、学生が多忙な時期を避けてアプローチするのが採用成功の一歩。ちなみに、「LabBase」ユーザーは3月と9月の学会参加が多く、学会直前以外の時期にアプローチすることを勧めている。
また、全就活生の選考参加社数が平均30.7社なのに対し、「LabBase」ユーザーの約4割は5社以下しか選考に参加せず、16社以上の選考に参加するのは約1割しかいない。
数少ない理系学生の選考参加企業に選ばれるためには、適切な時期でのアプローチが必要だが、早ければ早いほどよいという訳ではない。
「LabBase」ユーザーに送るスカウトメールの返信率をみると、就活解禁前の12月にピークを迎えている。12月以降は、月を追うごとに緩やかに返信率が落ちていき、その傾向は新学期を迎えると特に顕著になる。
4月以降は、一学年下の学生の動きも活発になってくるため、採用活動が本格化する3カ月前までには学生との初期接点を持つことが重要。
理系学生は、文系学生に比べて就活をすべきタイミングが明確ではない。授業がない長期休みのタイミングでも研究があり、まとまった時間を取れないのが現状。
そのため、説明会やインターンといったイベントの他にも、大学周辺でのランチ説明会など、学生のスキマ時間を活用できるカジュアルな接点を多く持つ施策が喜ばれるという。
関連URL
最新ニュース
- 学生の約9割が金融リテラシーを重要と感じる一方で、学びの機会は少ない=UniLife学生調査=(2024年10月29日)
- IPA、ポータルサイト「マナビDX」の改修業務に係る一般競争入札(2024年10月29日)
- イード、比較サイト「ミツカル学び」で「IT転職エージェントのカオスマップ」を公開(2024年10月29日)
- 高専進学、約6割が中2までに準備開始。決断・勉強開始時期は二極化=じゅけラボ予備校調べ=(2024年10月29日)
- 高専進学理由1位は「特定の専門分野への興味」 =じゅけラボ予備校調べ=(2024年10月29日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が大阪府高槻市で導入(2024年10月29日)
- 文京学院大学、2026年4月に「ヒューマン・データサイエンス学部」設置へ(2024年10月29日)
- 中高生対象アプリ開発コンテスト「アプリ甲子園2024」、決勝大会進出者が決定(2024年10月29日)
- 小学生向けプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix2024」、応募者が1万人を突破(2024年10月29日)
- 学校対抗競技プログラミング「AtCoder Junior League 2024 Summer」入賞校・入賞者を発表(2024年10月29日)