2019年3月14日
約半数の就活生が「昨年9月以前」に就活準備スタート =マイナビ調べ=
マイナビは13日、広報活動が開始される3月以前の就職活動生の活動実態を調査した「2020年卒 マイナビ大学生広報活動開始前の活動調査」と「2020年卒 マイナビ学生就職モニター調査2月の活動状況」の結果をまとめ発表した。
まず、「大学生広報活動開始前の活動調査」結果によると、インターンシップ以外の就職活動準備を「昨年9月以前」に開始した学生は46.6%で、前年と比較して8.6pt増えた。
また、就職活動の準備を行おうと思った理由について聞くと、「不安を少しでも減らすため」(29.0%)が最も多く、「早く就職活動を始めなければならないという焦りがあった」(27.1%)が続いた。
売り手市場の中でも、就職活動への焦りや不安から活動準備を早めに開始する学生が多く、年々就職活動の準備開始時期が前倒し傾向にあることが分かる。
具体的には、「企業参加なしの学内ガイダンス」や「就職情報サイトへの登録」など、企業の広報活動が開始する3月に、すぐに動きだせるように情報収集を中心に活動しているようだ。
同調査は、1月28日~2月20日にかけて、1月28日時点のマイナビ2020全会員にWEB DMを配信。インターネット上のアンケートフォームで回収した。有効回答数は5694人(文系男子1089人・理系男子975人・文系女子2738人・理系女子892人)。
また、「学生就職モニター調査 2月の活動状況」結果によると、現時点で就職活動に対し不安がある学生の割合は91.9%だった。
先輩と比較した際の自分たちの就職活動について聞いたところ、63.7%の学生は「変わらない」と回答したが、「(かなり+多少)厳しくなる」と回答した学生は25.8%で、「(かなり+多少)楽になる」の10.5%という数値を上回った。
同調査は、2月25日~28日にかけて、2020年卒業予定の全国大学3年生及び院1年生のモニター会員にアンケートを配信。Web上のアンケートフォームで回収した。有効回答数は2810人(文系男子564人・理系男子761人・文系女子703人・理系女子782人)。
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