2019年3月15日
スマホデビューは中1? 所有率は62% =教育ネット調査=
教育ネットは、関東地区の小中学校の児童・生徒、保護者を対象に「インターネット利用における実態調査」を行い、14日その結果を公開した。
調査は昨年5月~10月、関東の小中学生3万5760人を対象に、ICT機器の所有率、利用率、家庭内ルールの有無、使用サービス、利用時間などに関する17項目30質問によって実施された。
今回の調査では、各学年の「ネット接続可能な自分専用の機器の保有率」を問う項目において、スマホ、ケータイ、ゲーム機、タブレット、音楽プレイヤー、パソコンの所有率が浮き彫りとなった。中でもスマホの所有率は、小学6年生の35%から中学1年生の62%へと大きく伸びており、中学入学がスマホデビューとなっていることが窺える。
調査は2014年から毎年実施されており、これまで授業支援や保護者および教職員研修など内部のみで使用されていたが、このたび、初めて一般に公開された。同社では、この実態調査の公開が、総務省や文科省とともに取り組んでいる学校や家庭内でのICT機器の健全な活用の一助となることを期待している。
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