2019年4月8日
楽天みん就、2020年卒予定の「新卒就職人気企業ランキング」発表
楽天は、同社のクチコミ就職情報サイト「楽天みん就」が、2020年卒業予定の学生を対象に調査した「新卒就職人気企業ランキング」の総合トップ200社を、5日に発表した。
それによると、今年の総合ランキングでは、味の素、伊藤忠商事、NTTデータがトップ3となった。いずれの企業も毎年上位にランクインしているが、味の素が1位を獲得したのは、2011年に同ランキングを開始して以来初。
また、味の素を含む食品・飲料メーカーのうち19社(約2割)がトップ100にランクインし、業界全体としても高い人気を集めた。学生の志望理由には、「福利厚生がしっかりしている」など働く環境に関する回答が多く、安定志向の学生に支持されることで例年以上に人気を獲得した。
一方、NTTデータが5つ順位を上げ3位にランクインするなど、昨年に続きIT・コンサル系企業も高い人気を維持している。
「スキルが身につく」という志望理由で選ばれた企業のトップ10には、NTTデータ(9位、総合3位)に加え、日本アイ・ビー・エム(3位、総合97位)、SCSK(6位、総合43位)などのIT企業や、野村総合研究所(2位、総合37位)、アビームコンサルティング(5位、総合81位)、アクセンチュア(7位、総合13位)などのコンサルティング企業が選出。
高度なIT関連技術やコンサルティング能力の獲得が、自身のスキルアップになると考える学生が多くいることが分かった。
インターンシップへの参加状況とその時期を聞いたところ、約9割の学生が「1日以上のインターンシップに参加した(する予定)」と回答。
インターンシップに参加した(する予定)時期は、2019年卒で最も多かった「2月」を押しのけ、「8月」が最も多く、次いで「9月」。2021年卒以降の就活ルール見直しの動きを受けて、採用活動が早期化している傾向が見られる。
このランキング調査は、「楽天みん就」に登録している2020年卒業予定の学生を対象に、昨年10月6日~3月20日にかけて、インターネットおよび「みん就」主催の就職フォーラム会場でアンケートを実施し、4404人から回答を得たもの。
学生が、調査対象企業約600社から志望する上位5社を選択し、各企業の志望理由を「仕事内容」「会社」「雇用」「社会的責任」「採用活動」の5つの観点で回答したものを、「みん就」が独自の算出方法で集計した。
総合トップ約200社に加え、「みん就」特設サイトでは、「業界別」「文理/男女別」「魅力度別」の各ランキングも発表している。
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