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2019年5月23日
ビジネス書大賞2019、『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』が大賞に決定
ビジネス書大賞2019実行委員会は22日、「ビジネス書大賞2019」において、授賞作品が決定したと発表した。
大賞は、新井紀子[著]の『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』(東洋経済新報社)。経営者賞には、フレデリック・ラルー[著]、鈴木立哉[訳] 嘉村賢州[解説]の『ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』(英治出版)が、読者賞には、スコット・ギャロウェイ[著] 渡会圭子[訳]の『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』(東洋経済新報社)がそれぞれ選出された。
最終選考会での選考委員による評
「この本こそ、 今日本で最も読まれるべき著書だと思います。 AI、 シンギュラリティに対する誤解を解くだけでなく、 むしろ著者が訴えたいのはAIを通して何が起こるのか、 もっと本質的なことです。 いくつかの仕事がなくなるというレベルではない企業の“儲け方”の根本的な変化、 淘汰され得ない人材とは―—そしてその背景に日本の教育と、 それによって生み出された人材の危機を訴える新井先生のすごみに圧倒されました。」
「いわゆる「シンギュラリティ」は来ないと断言するが、 勤労者の半数が失業の危機にさらされるだけでなく、 企業も淘汰される危険がある時代がすぐそこに迫っていることを、 数学者としての専門的な知見と経験を生かして、 具体的にわかりやすく説いている。 重要なことは人間らしく、 生き物らしく柔軟になること、 そして読解力を磨くこと。 一読して暗い気持ちになり、 今のところの読解力向上の因子が見つからないことに嘆息しつつも、 戸田市のRSTへの具体的な取り組みに明るい気持ちになり、 最終章の最悪のシナリオで暗い気持ちに戻りつつ、 最後に一筋の光明を感じさせる。」
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