2019年5月31日
埼玉工業大、「自動運転技術開発センター」を設立
埼玉工業大学は30日、自動運転技術の全学的な研究組織として「自動運転技術開発センター」を設立し、自動運転技術の実用化に向けた研究・開発を強化していくことを発表した。
新センターは、同学学長直轄の研究組織として、全学の協力・支援のもと、産学官連携による国内トップクラスの先進的な自動運転技術の研究・開発を目指す。
新たに和田正義特任客員教授、大山航教授、山﨑隆治教授、服部聖彦准教授など、ロボットやAIなどの関連分野を専門とする研究者も参画し、工学部情報システム学科の渡部大志教授がセンター長として活動を統括する。
同センターでは、①自動運転機能を持つ福祉車両の開発、②先端AI技術を活用した自動運転技術の研究、③自動運転を題材にした実践的なAI教育などの課題に取り組む予定で、自動運転バスの開発にも着手する。
同学の自動運転の研究は、2016年に学内で発足した次世代自動車プロジェクトチームとしてスタートし、2017年10月にはSIPの自動走行システム/大規模実証実験へ参加、同年12月からは地元深谷市でレベル3の公道での実証実験を開始している。
さらに、昨年6月には、ティアフォーの出資のもと、大学発の自動運転のベンチャーとしてフィールドオートを設立し、同社は全国各地で開催された各種の実証実験に参加し、現在も自動運転車のオペレーション補助やシステム監視業務を数多く担当している。特に、ティアフォーが普及を推進するオープンソースの自動運転OS「Autoware」を搭載した自動運転車の実証実験に積極的に取り組んでいるという。
関連URL
最新ニュース
- 学びエイド、無料オンラインセミナー「学習塾がこれから歩むべき、ICT経営戦略」9日開催(2023年2月2日)
- 学生時代に学んでおけば良かったこと、10~60代男女の60%が「英語」と「お金の知識」と回答=名学館調べ=(2023年2月2日)
- リスキリングを行うIT企業の経営層・管理職の半数以上が難しさを認識 =レバテック調べ=(2023年2月2日)
- 中学生の78.2%が家庭学習中にサボっている=明光義塾調べ=(2023年2月2日)
- 23卒学生の「就活相談相手」、トップは「親・兄弟姉妹・親戚」=ジェイック調べ=(2023年2月2日)
- すららネット、就労・留学・生活に必要な日本語習得ICT教材「すらら にほんご」を開発(2023年2月2日)
- NTT西日本、顔認証技術を活用した登園把握の実証実験を開始(2023年2月2日)
- 企業教育研究会、アントレプレナーシップ教育教材を全国の中学に無償提供(2023年2月2日)
- 名古屋商科大学、2023年度新入生全員へMacBook Airを無償譲渡(2023年2月2日)
- SCC、電子開発学園の学生対象にスマホアプリコンテスト「アプリコンペ2022」開催(2023年2月2日)