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2019年6月12日

浜松科学館「みらいーら」が一新 7月6日リニューアルオープン

浜松科学館は、館内・展示コンテンツを一新し、新たに浜松科学館「みらいーら」として7月6日にリニューアルオープンする。

0612-mirai同館では、昨年4月から館内の全面リニューアル工事を進め、人工知能の対話機能を備えた科学学習情報システムを導入した。来館者はAIによる対話機能を備えたアプリ「コンパス君」を活用することにより、展示物についての解説を受けたり、質問をしたりすることができる。

中2階にある「みらいーらステージ」では、楽しみながら科学の原理などを理解できるサイエンスショーを毎日実施。展示コーナーは、多様な生態系を持つ浜松の豊かな「自然」、地域産業とも関連の深い「音」「光」「力」「宇宙」、静岡大学や地元企業の研究開発がわかる「新技術」の6つに分かれ、子どもから大人まで楽しめる内容になっている。

また、リニューアル前から人気のあったプラネタリウムは、最新の音響映像設備を導入し、臨場感あふれる星空体験、宇宙体験を提供する。当日のリアルな星空をもとに「星空解説員」がライブ解説するスタイルで、来館者とのコミュニケーションを図りつつ、体感する学びの場を提供する。

入場料がかからない入り口脇のスペースにはサイエンスライブラリーを併設したカフェ、屋外にはテラスとサイエンスパークを新設した。夜になると、同館の名誉館長を務めるノーベル物理学賞受賞者 天野浩氏の開発した青色LEDが通路を照らす「天のリバー」が出現する。さらに、観察・実験・工作を行える2つのラボ「ものづくりラボ・サイエンスラボ」を新装し、参加型ワークショップの充実を図った。

新たな施設のコンセプトは、「自ら考え、対話し、行動する、【科学×挑戦】の活動基地」。科学する心を持って夢に挑戦する人々を応援する「サイエンス・ベースキャンプ~未来創造の拠点基地~」として、地域の人々とともに活動し成長していくことを目指すとしている。

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