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2019年6月18日
WebでVRプログラミングができる「BLOCK VROCK」をバージョンアップ
レベルエンターは17日、Webブラウザだけで簡単にVRプログラミングができる「BLOCK VROCK(ブロック ブロック)」をバージョンアップし、「BLOCK VROCK Version2.0」として提供を開始した。
同製品はスマホ、タブレット、Mac、WindowsなどのPC、またOculus Go・Oculus QuestなどのVRヘッドセットでも利用できる。
一般的なプログラミング学習では「HelloWorld」と文字を画面に出すだけのようなステップから始めるが、「BLOCK VROCK」では、プログラミングによってVRの世界に物体を作り出したり、物体を動かしたりするところからスタートする。
また、プログラミングを学ぶための2つのステップが用意されている。第1ステップは、子ども向けのビジュアルプログラミングツール「Scratch」をベースとしたブロックによるVRの構築。
第2ステップは、高度なプログラミング言語「JavaScript」を使ったアルゴリズムの実践。VR作品を作成する中で、アルゴリズムやコンピュテーショナルシンキングなど、デジタルクリエイティブの様々な要素を学ぶことができる。
今回のVersion2.0では、ブロックプログラミングを大幅に簡略化したほか、ARマーカーを60種類以上増加。VR世界をJavaScriptによって自由自在に操作できる。Version1.0リリース時と比較して80%以上のパフォーマンス改善を行った。
無料ユーザーは、基本テンプレートを利用して、VRを簡単に作ることができる。また、有料ユーザー(年間:税込1980円)は、JavaScriptのプログラミングエディタが利用できる。
学校・法人ユーザーは、17日から予約受付を開始。年間1人あたり1980円(税込)+教員あたり2万円(税込)。すべての有料ユーザー向けの機能を利用してVRを作成することができるほか、オンラインチャットによる教員向けの質問サービスも利用できる。
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