2019年7月4日
夏休みに子どもにさせたい習い事は「英語」と「プログラミング」 =イー・ラーニング研究所調べ=
イー・ラーニング研究所は3日、子どもがいる20代~50代の親を対象に実施した「子どもの夏休みに関するアンケート」調査の結果をまとめ発表した。
それによると、まず、「子どもの夏休みに体験させたいアクティビティは何か」との質問では、第1位が「旅行」、第2位「キャンプ」、第3位「海水浴」だった。
昨年に引き続き、「旅行」や「キャンプ」などの長期休暇を利用した、普段とは異なる体験ができるアクティビティが上位になっている。
また、「子どもの夏休みの体験にいくら位予算をかけるか」との問には、「1万5001円~2万円」が最も多く、以下、「5万1円以上」、「5001円~1万円」、「1万1円~1万5000円」が僅差で続いた。「0円習い事をしている」を含め、約半数が2万円以内と回答した。
「子どもの夏休みに勉強させたい習い事は何か」では、第1位が「英語・英会話スクール」、第2位が「プログラミング」で、3位以下に大差をつけて、この2つに多くの回答が集中した。来年から小学校で必修化が開始することも受けて、引き続き注目度が高い。
「子どもの夏休みの自由研究を手伝うか」との問では、「はい」が51%、「いいえ」が49%で、約半数が子どもの夏休みの自由研究を手伝っていることが分かった。
また、「子どもの夏休みの自由研究のテーマは決まっているか」との問では、調査実施時点(6月)では「はい」が13%、「いいえ」が87%だった。
さらに、「子どもの夏休みの自由研究のテーマ決めに何をするか」に対しては、「インターネットで調べる」が最も多く、次が「ワークショップ・イベントに参加する」だった。
「子どもの夏休みの過ごし方に、不安や負担を感じることはあるか」との質問には、「はい」が55%、「いいえ」が45%で、半数以上が子どもの夏休みの過ごし方に不安や負担を感じていることが分かった。
「どんなことを不安や負担に感じるか」との問には、「宿題や自由研究を見る量が増えること」が最も多く、次が「子どもの面倒をみてくれる人がいなくなること」だった。
共働き世帯が増える中で、子どもの長期休暇中に子どもが1人で過ごす時間が増えてしまうことに、不安や負担を感じているようだ。
「子どもの夏休みに学童やアフタースクールがあったら利用したいか」には、「はい」が93%、「いいえ」が7%で、9割以上が学童やアフタースクールに子どもを預けたいと思っていることが分かった。長期休暇中も安心して子どもを預けられる学童やアフタースクールへの需要が高まっている。
この調査は、子どもの夏休みについての実態を調べるために、2016年から開始。今年は、全国の、子どものいる20代~50代の親(男女)269人を対象に、6月3日~21日にかけて、「紙回答」方式で実施した。
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