2019年7月19日
佐賀県上峰町、オンライン英会話を小学校5・6年生の授業で5年連続導入
レアジョブの文教向けサービス事業子会社エンビジョンと佐賀県上峰町は、上峰町立上峰小学校におけるオンライン英会話授業の実施に関する業務委託契約を5年連続で締結しており、18日にその学習成果などの実績について発表した。
上峰町では、グローバル化に対応した教育環境づくりの一環として、2015年度から外国語活動の中でオンライン英会話のレッスンを開始し、本年度で5年目を迎える。今年3月末に本年度のオンライン英会話事業者の選定を行い、これまでに引き続きレアジョブ(今年から分社化したエンビジョン)との業務委託契約を締結して、上峰小学校の5・6年生の授業でオンライン英会話のレッスンを行っている。
次期学習指導要領で小学校5・6年生向けの外国語授業のコマ数が増えることを踏まえ、同校では2018年度から両学年における授業数を各50コマへ拡大、また、同じく2018年度から日本人の英語講師を採用して、ALTとオンライン英会話の授業を分割した。
これまでの実績については、マンツーマンのレッスンを取り入れたことで、1人当たりの発話量が10倍に拡大。オンライン英会話授業を受けた児童が中学校に進学後、中学英語において佐賀県平均を上回る成績を収めているという。
また、オンライン英会話レッスン受講前と後の児童に対するアンケートでは、1人で話すことができるようになった児童が3.6倍に増加、話す時に緊張する児童が半分に減るなど、外国人に対する心理的な壁が低くなったことが窺えた。
関連URL
最新ニュース
- AI型教材「キュビナ」、久喜市の教育ダッシュボードへ学習データを連携(2025年1月15日)
- 日本発「10代のデジタルエチケット」プログラム、スウェーデン公立高が導入(2025年1月15日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が埼玉県白岡市で提供開始(2025年1月15日)
- 「教育・学習アプリ」、起動回数は1日平均2.5回 =フラー調べ=(2025年1月15日)
- 岡山大学、「次世代AIと医学の可能性シンポジウム」28日開催(2025年1月15日)
- 兵庫県立大学、高校生&保護者向けのスペシャルコンテンツを公開(2025年1月15日)
- 近畿大学、findの落とし物検索サービス「落とし物クラウドfind」を導入(2025年1月15日)
- セガと筑波大学、「MDA人材育成戦略パートナーシップ協定」を締結(2025年1月15日)
- Hakuhodo DY ONE、「ゼロワングランドスラム2024」日本一の小学生プログラマー決定(2025年1月15日)
- NIJIN、中学教師向けオンラインセミナー「世界を変える教育とは」24日開催(2025年1月15日)