2019年8月1日
就活と研究の両立に悩む理系院生のリアル=POL調べ=
POLは理系院生を対象に「就職活動に関する調査」を行い、7月31日その結果を公表した。

調査は全国の理系大学院修士2年生155人を対象に、7月19日~25日に行われた。それによると、修士2年生の32.9%がコアタイムのある研究室に所属していた。中でも、化学専攻の69.2%、生物・農専攻の60%の学生がコアタイムがあると回答した。コアタイムの有無は就職活動のしやすさにも関係しており、コアタイムのある研究室では約40%の学生が「就活をしにくい」と回答した。
有名企業への就職を希望する学生も多いなか、修士2年生の22.4%が「就活開始時には知らなかった企業」に内定承諾した/しようとしていると回答した。就活開始時には知らなかった企業を知った時期として最も多かったのは1月から3月だった。

また、専攻別の一般応募と推薦の割合を調べたところ、修士2年生全体では一般公募が71.8%、推薦が28.2%となった。推薦による専攻を受けた割合は、物理・数学が10.0%、化学が20.0%、生物・農が0%と非常に低かったのに対し、情報66.7%、機械50.0%、電気電子60.0%と、専攻によって大きく異なる結果となった。

研究と仕事の関連度に関するアンケートでは、物理・数学、化学、生物・農を専攻する学生は、自身の研究を直接活かさない進路を選ぶ割合が比較的高かった一方で、情報、機械、電気・電子を専攻する学生は研究を活かせる進路を選ぶことが多かった。
さらに「企業での研究と大学での研究、どちらも同じ給与をもらえるならばどちらに進みたいですか」との問いに対しては、企業を選んだ学生が72.9%、大学を選んだ学生が27.1%となった。
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