2021年10月29日
1人暮らし学生の不安は「コミュニケーション不足」「食生活の乱れ」 =共立メンテナンス調べ=
共立メンテナンスは28日、1人暮らしを考える全国の19~22歳の学生550人を対象に実施した、「学生寮に対するイメージ・学生生活の悩み」に関するアンケート調査の結果をまとめ発表した。
それによると、「コロナ禍での学生生活の悩み」を聞いたところ、「満足に友人と会う事ができない」(52.4%)、「交流の機会が少なく友人ができない」(36.9%)と答えた学生が89.3%にも上り、さらに34%が「孤独感や孤立感を感じる」と回答。
このほか、「食生活の乱れ」(12.9%)や「履修選択などの学校生活の相談が出来ない」(25.8%)といった悩みもあり、コロナ禍でこれまでの日常生活が制限された現在の環境は学生にとってかなり困難な状況のようだ。
また、学生寮内のコミュニケーションについて、48.9%の学生が「話したい時にいつでも人と話す事ができる」というイメージを持っている事が分かった。
寮生の関係性については、33.3%の学生が「みんな仲が良く、アットホームな雰囲気」と答え、コミュニケーションが少なくなりがちな今、貴重なリアル交流の場として認識されていることが分かった。
その一方で、「常に人と関わらないといけない」(37.3%)、「上下関係が厳しい」(28.9%)、「寮生同士あまり関わりがない」(21.5%)といったイメージを答える学生もいた。
「学生寮で出される食事」に関する質問では、46.2%の学生が「毎日食事が出るだけでありがたい」と回答。
また、21.8%の学生が「栄養管理されており、メニューも豊富である」という印象を持っており、毎日栄養バランスの取れた食事が出る事のありがたさを感じる学生が多い事が分かった。
「学生寮内のプライバシー」に関する質問では、「それぞれの部屋で1人の時間を過ごす事ができる」と答えたのは14.5%に留まり、78.7%が「1人でゆっくりできる環境がない」、または「ある程度は仕方がないと思っている」と答えた。
この調査は、1人暮らしを考える全国の19〜22歳の学生550人を対象に、8月31日~9月3日にかけて、インターネットで実施した。
関連URL
最新ニュース
- 漢検協会とベネッセ、初コラボ 進研ゼミ会員の小・中学生が選ぶ「今年の漢字」(2024年12月13日)
- AI型ドリル搭載教材「ラインズeライブラリアドバンス」が「高知家まなびばこ」とデータ連携開始(2024年12月13日)
- コドモン、広島県三原市の保育所等13施設にICTサービス「CoDMON」導入(2024年12月13日)
- 陸前高田市、返済不要の給付型奨学金事業の資金調達で1600万円の目標金額達成(2024年12月13日)
- ライフイズテック、中高生向け「ライフイズテック スプリングキャンプ2025」春休み開催(2024年12月13日)
- サイバー大学、「Times Higher Education Online Learning Rankings 2024」でブロンズ評価を獲得(2024年12月13日)
- プログラミングスクール受講生で最も多い年代は20代、平均年齢は33.8歳=「 CloudInt」調べ=(2024年12月13日)
- 不登校・行き渋りの子どもがいる親1000名へのアンケート調査 =サイボウズ ソーシャルデザインラボ調べ=(2024年12月13日)
- 大阪大学、デジタル学生証・教職員証の提供を2025年1月にスタート(2024年12月13日)
- 「デジタルハリウッドSTUDIO」STUDIO渋谷、AIクリエイティブデザイン講座を開講(2024年12月13日)