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2021年11月12日

大学生の74%が「大学に居ながらオンライン授業を受けることがある」と回答 =「らくらく連絡網」調べ」=

イオレは11日、同社のグループコミュニケーションサービス「らくらく連絡網」を利用中の大学生834人を対象に実施した、「授業の再開状況に関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、「履修している授業の中で、対面授業・オンライン授業の割合はどれくらいか」を聞いたところ、8割近い学生がオンライン・対面の両方の授業を受けていることが分かった。

中でも、「どちらかというとオンライン授業が多い」という回答が42%と最も多く、感染対策が重視されている様子がうかがえる。

「授業やサークルを含め、週に何回大学に行っているか」を聞いたところ、学生の4人に1人が週5日以上大学に足を運んでいることが明らかになった。

全体を見ると、8割以上の学生が週に1回以上は大学に行っており、新型コロナ流行前と同水準とまではいかないものの、大学に行く機会が戻り始めているようだ。

「対面授業とオンライン授業の両方を同じ日に受ける日は週に何日あるか」を尋ねたところ、最も多かったのが「週1〜2日」43.2%で、2番目は「週3~4日」22.0%。

また、「大学に居ながらオンライン授業を受けることがあるか」を聞いたところ、74.3%の学生が「ある」と回答した。

対面授業が戻りつつある中で、オンラインと対面授業の両方を受ける大学生のうち、約4人に3人は、1日の間にオンライン・対面授業の両方が重なった経験があることが明らかになった。

感染リスクを減らすためのオンライン授業のはずが、移動時間の都合で家では受けられないなど、ジレンマを抱えながら学生生活を送っている人は少なくないようだ。

「授業やサークルを含めた大学での平均滞在時間」を聞いたところ、かなりバラつきが大きく、約半数が「4時間未満」の滞在である一方で、5人に1人は「6時間以上」も滞在していることが分かった。

「授業以外で利用する頻度が高い学内の場所」を聞いたところ、「図書館」44.8%、「学食」39.4%、「空き教室」25.4%、「研究室・ゼミ室」20.2%、「生協・購買」18.3%、「サークル室・部室」16.5%などとなっている。

また、「オンライン授業の良い点・悪い点」を聞いたところ、良い点では、「自由に使える時間が増えた」「移動時間・交通費の節約ができる」など、自由が増えるといったメリットが多く挙がった。

一方で、悪い点では「だらけてしまう」「友達と会えない」という声のほか、「学費が変わらないのに学内施設が利用できない」と言った不満の声もあった。

この調査は、「らくらく連絡網」を利用中の大学生を対象に、9月27日~10月25日にかけて、インターネットで実施。有効回答数は834人。

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調査結果の詳細

イオレ

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