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2019年8月1日
サイボウズ、「kintone」活用した校務支援システムの実証実験を開始
サイボウズは7月31日、学校地域協働センター「ラポールくしろ」(北海道釧路市)と協定を締結し、教育現場の業務効率化を目的に、「kintone(キントーン)」を活用した校務支援システムの実証実験を開始した、と発表した。
「ラポールくしろ」では、キャリア教育としての学校と地域を繋ぐコーディネート業務、プログラミング教育の教員研修など、その課題解決に向けて学校と地域で協働する活動を進めてきた。
そのなかで、教職員の「取り組みたくても忙しくて取りかかれない」といった業務過多な状況は今後も恒常的な課題になると考え、ICTを活用した業務効率化による課題解決の検討を開始。今回、「kintone」を採用することにした。
「ラポールくしろ」では、他社で働きながら運営参画する同法人理事メンバーの業務で、文書管理やイベント管理、その他意思決定におけるコミュニケーションなどに「kintone」が活用されている。
今年4月1日に開始した実証実験は、1年間の実施を予定。釧路市立鳥取西小学校、釧路市立鳥取西中学校、弟子屈町立川湯小学校、弟子屈町立川湯中学校の4校では、実際に「kintone」を活用し、学校行事予定やお知らせ、生徒指導などについての共有を行っている。
8月1日に釧路市教委、弟子屈町教委、その他教職員や他町村教育委員会などを対象とした同実証実験の中間報告会を実施。
業務アプリ開発プラットフォームの「kintone」は、営業の案件管理、お客からの問い合わせ履歴やクレーム対応の管理、プロジェクトの進捗やタスク管理、従業員の業務日報など、用途に合わせた業務アプリの作成ができる。
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