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2019年9月12日
佐賀学園女子バレー部、スポーツアプリ「Atleta」活用してコンディショニング
エムティーアイは11日、同社のスポーツアプリ「Atleta(アトレータ)」をコンディショニングに活用して、選手の小さなケガや体調不良をほぼゼロにした佐賀学園高校(九州)女子バレー部顧問・佐保孝明氏のインタビューを公開した。
Atletaは、選手が日々の体調や生活習慣、練習の内容などを記録・管理し指導者と共有することで、選手の効率的な成長をサポートするサービス。
メッセージ送信機能や選手の出欠状況、試合の予定なども簡単に管理でき、チームの運営活動に必要な連絡業務や事務作業にかかる手間も軽減できる。全国の中学・高校の部活動をはじめ1000以上のチームが導入している。
同バレー部は、部員数34人・顧問と副顧問が各1人ずつ。平成30年度の全九州総合選手権佐賀県大会兼観桜バレーボール大会でベスト8、佐賀県高校総合体育大会で第3位、また2019度の佐賀県高校総合体育大会では第2位の成績をおさめている。
同バレー部が、Atletaを導入したのは2017年9月。Atletaを通じてチェックしている項目は主に体調、睡眠時間、痛みの部位、体の症状。
コンディションの不調を入力している選手には特に注意を払い、辛そうな様子があれば試合に出す時間を減らしたり、練習メニューを少し変えたり、痛みのある部位に負担がかからないようなトレーニングに変更したりと、入力された情報を普段の練習に反映させている。
こうした活用法を継続してきた効果の一つとして、佐保氏は、「ケガや病気で休む選手がほぼいなくなった」という。現在、ケガによる長期離脱はごく一部の選手だけで、小さな捻挫や熱中症、風邪などの体調不良はAtletaを導入してからの1年半でほぼゼロに。
同バレー部にはコンディショニング専属のトレーナーがいないため、体調管理はアプリがメイン。導入前と比較すると、以前は体調不良によって練習を休む選手が一定数いたのが、今では1年生から3年生まで全員が週に6日、休まず練習に参加できているという。
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