2019年9月17日
近畿大、対話AI「バーチャルTA」を導入し院生TAが運営
近畿大学理工学部は、9月18日から開講される情報学科の専門科目「情報メディアプロジェクトII」の講義に、対話AI「バーチャル・ティーチング・アシスタント(バーチャルTA)」を導入し、その運用をTAである大学院生が主体となって行う。
理工学部情報学科では、約100人の学生が受講する専門科目「情報メディアプロジェクトII」の講義で、従来は教員やティーチング・アシスタント(TA)が対応していた学生からの質問に、IBM Watsonを活用してJIECが開発したAI問い合わせ対応サービス「manaBrain」を採用したバーチャルTAを導入する。
同システムは2018年の講義で試験導入され、教員とTAの業務改善に有効であることが明らかになった。2019年は、バーチャルTAを継続的に運用していくための方法を確立することを目的として、改めて授業への導入を行う。
具体的には、これまでの運用で得られた対話データを用いてバーチャルTAを改善するためのノウハウを体系化し、これまでの開発元企業(JIEC)主体での運用から、TAである近畿大学総合理工学研究科の大学院生を主体とする運用へと変更。また、教員はバーチャルTAを通してフィードバックされた学生のニーズを把握し、講義の改善を試みる。これらのプロセスにより、システム開発元の手助けなしにバーチャルTAの運用ができ、講義の効率化と質の向上を継続的に行えるようになるという。
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