2018年6月12日
JIECの「manaBrain」が近大理工学部に「バーチャルTA」採用
JIECは11日、近畿大学理工学部情報学科の講義で、学生からの質問への対応をティーチング・アシスタント(TA)に代わって行う「バーチャルTA」として、IBM Watsonを活用したAI問い合わせ対応サービス「manaBrain(マナブレイン)」が採用されると発表した。
2018年9月から近畿大学では、約100名の学生が受講する情報学科の「情報メディアプロジェクトII」の講義で、従来は講師やTAが対応していた学生からの質問に、「manaBrain」を採用したバーチャルTAが対応する。
これにより講義や実習の中で多くの時間を費やしていた質問への対応が自動化されるとともに、学生は時間や場所を問わず気兼ねなく質問を行うことができるため、講義に関する理解が深まるという。また、学生と講師とTAが協力してAI搭載のバーチャルTAの運用を体験することで、AIを活用したコミュニケーションのあり方について実践的に学ぶことができる。
「manaBrain」は、Watsonの自然言語処理技術を活用した問い合わせ対応のクラウドサービス。業務部門のスタッフやコールセンターの管理者が、自らの手で問い合わせ対応を自動化できまる。質問をする人も管理をする人も、ブラウザがあればすぐに始められる。
「manaBrain」は、既存のQA集などを使って最初から賢く始めることができ、さらに、これまでは見ることができなかった問い合わせ対応の状況を可視化し、簡単な画面操作で改善することにより、運用しながらもどんどん賢くできる。
関連URL
最新ニュース
- CFC、教育格差解消をめざす「スタディクーポン事業」が神奈川県綾瀬市で政策化(2024年7月26日)
- 公立中学校の部活動改革、母親の半分以上が知らない =インタースペース調べ=(2024年7月26日)
- インヴェンティット、大分県豊後大野市立菅尾小学校の「mobiconnect」導入事例を公開(2024年7月26日)
- アルー、教育者の主体的な学びのためのプラットフォームがローンチ(2024年7月26日)
- 生成AI英語対話サービス「ELSA Speak」、関西大倉中学・高校が導入(2024年7月26日)
- C&R社、「AIを使ってJavaScriptを書いてみよう」のアーカイブ映像を無料配信(2024年7月26日)
- ミカサ商事、教職員向け「校務の効率アップ!Google スプレッドシート 実践活用法」8月3日開催(2024年7月26日)
- 東京電機大学、中・高校生対象「電子情報・生体医工学系オンラインセミナー」開催(2024年7月26日)
- 「大学におけるオープンバッジ活用セミナー ~成城大学~」8月8日開催(2024年7月26日)
- ミエタ、教職員向けの「社会とつながる探究学習のカリキュラム開発・授業運営研修」8月開催(2024年7月26日)