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2019年10月2日
富士ソフト、「みらいスクールステーション」端末にデジタル教科書の再生機能を追加
富士ソフトは1日、同社の総合教育ソリューション「みらいスクールステーション」の教育ICT専用端末「メディアボックス」に、デジタル教科書・デジタル教材の再生機能を追加したと発表した。
「3秒で起動・簡単操作」が特長のメディアボックスが、デジタル教科書・デジタル教材の再生に対応することで、教室ではパソコンを使わずに授業ができるようになる。
パソコンの設定など授業準備の負荷を軽減して、スムーズな授業進行で、教育でのICT利活用のハードルを下げ、教育の質の向上をサポートしていく。
デジタル教科書・デジタル教材対応版のメディアボックスの提供は1日からで、オープン価格。
再生できるのは、HTML5で作成された2020年度以降に発売されるデジタル教科書・教材。教育出版、学校図書、学研教育みらい各社のサンプル版デジタル教科書で動作確認済。
みらいスクールステーションは、同社の独自技術で開発した「メディアボックス」を教室に常設して、授業と校内情報配信の用途をシームレスに実現するサービス。
授業での利用では、電子黒板などの大型提示装置への教材提示を「たった3秒のすばやい起動」と「家電感覚で扱えるリモコン操作」により、ICTが苦手な人でも簡単にデジタル教材を提示できる。
また、情報配信の用途では、ビデオカメラ映像のライブ放送とお知らせを受信するデジタルサイネージの受信端末として利用でき、視覚的な情報伝達をタイムリーに実現する。
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