2019年10月21日
プログラミング教育ロボット「こくり」、特別支援学級で実証実験
日販テクシード(NT)は、同社が独自開発したタブレット一体型のプログラミング教育向けロボット「こくり」の活用に関する2回目の実証実験を、25日に、東京・品川区立上神明小学校の協力のもと、同小の特別支援学級で実施する。
今年3月に同小で行った第1回目の実証実験では、プログラミング教育だけでなく普段の生活の中で、児童たちが「こくり」と一緒に過ごしたら、どんな変化や反応があるのかを検証した。
それを踏まえ今回は、前回の実証実験で得た検証結果や課題から、「こくり」の既存アプリケーションの改善や新規アプリケーションの開発を行う。
特別支援学級の授業内で「こくり」がどこまで実用的に教材として活用できるのかを、また、子どもたちの集中力や興味関心度も検証する。
「こくり」は、東京都プログラミング教育推進校に指定されている小学校でも利用されているロボット。
専用のプログラミングソフト上で視覚的にプログラミングをすることで、「こくり」をしゃべらせたり動かしたりすることができ、楽しみながらプログラミング的思考の基礎である順列や並列の考え方を学習し、論理的思考力を養うことができる。
みんながプログラミングをすることでロボットが完成することから生まれた「Co-Creation」(共創)が、「こくり」の名前の由来だという。
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