- トップ
- 企業・教材・サービス
- ワコムとスタートバーン、デジタルアート作品の権利保護などで協力
2019年11月27日
ワコムとスタートバーン、デジタルアート作品の権利保護などで協力
ワコムは26日、デジタルアート作品の権利保護および流通基盤構築へ向けて、スタートバーンと協力することに合意したと発表した。
両者は、イラストやアニメーションなど、ワコムのペンタブレットや液晶ペンタブレットを使って制作したデジタルアート作品(コンテンツ)を、制作者の権利を保護した上で、真正性や唯一性を担保した状態で販売、流通できる基盤の構築へ向けて協力していく。
スタートバーンが推進する「アート・ブロックチェーン・ネットワーク(ABN)」では、参加者間で作品証明書の発行や来歴や著作権の管理を行うことができる。ネットワーク上で安全に分散処理を行う「イーサリアム」の技術を利用し、さまざまな契約をブロックチェーン上で締結・遂行できるため、デジタルアート作品の二次流通における管理や取引記録の追跡・確認に適している。
また、ワコムの有するデジタル署名認証技術を活用し、アート作品もしくは作品の証明書に制作者のデジタル署名を埋め込み、制作者本人や作品の所有者が望まない複製や売買を防ぐ上で効果的な技術の開発も検討する。
この流通基盤では、作品が正規の手続きで売買成立した際(二次流通およびそれ以降)に、利益の一部を制作者に還元するように設定することもできる。作品の人気が出ると、売買が活発になり多くの人の手を経ることで収入が逓増するため、制作者は二次流通以降の収入を視野に入れた価格設定ができる。
両者は、この流通基盤の構築により、制作者自らが権利を守りながら作品を提供することが可能となり、販売・購入者側ともに選択の幅が広がることを目指している。
関連URL
最新ニュース
- コドモン、北海道標津町の小中学校がICTサービス「CoDMON」導入(2024年4月18日)
- ラインズ、愛知県東海市が入退室管理システム「安心でんしょばと」を一斉導入(2024年4月18日)
- ベネッセ、通信制サポート校「Be高等学院」を2025年4月に開校(2024年4月18日)
- 木村情報技術のメタバースサービス「KIMULAND+」、西九州大学が初導入(2024年4月18日)
- スペクトラム・テクノロジー、「ハイレゾ入門に最適、Pi Audio 基本キット」販売開始(2024年4月18日)
- みんなのコード、子どもたちの創造的活動機会の必要性に関する提言(2024年4月18日)
- 日本漢字能力検定協会、「全国高等学校ダンス部選手権」に協力(2024年4月18日)
- みんなのコード、小学校向けプログラミング教材に「やさしい日本語」への切り替え機能を追加(2024年4月18日)
- ビズアップ総研、セミナー「Microsoft TeamsとCopilotで変革するワークスタイル」5月開催(2024年4月18日)
- エスエイティーティー、eラーニングシステムの導入と有効活用に焦点を当てたセミナー 26日開催(2024年4月18日)