2019年11月29日
ジョリーグッド×三重県、特別支援学校でVRトレーニングの有効性を検証
ジョリーグッドは28日、発達障がい者へのVRトレーニングの効果を検証するために、三重県と共同で、同社の発達障がい支援VRプログラム「emou(エモウ)」による検証を開始する、と発表した。
今回の検証は、三重県立「子ども心身発達医療センター」に併設し、特別な支援を必要としている子どもたちの多角的な支援を、医療及び福祉機関と連携した教育環境の中で提供している県立「かがやき特別支援学校あすなろ分校」で、「emou」によるVRを活用した授業を行う。
VRで当事者や他者の目線で社会生活を疑似体験することで、事実を適切に捉える力や、他者の表情や言動から心情を推察する力、自身の考えを共有する力などの変化を評価。発達障がい者の新たなトレーニングとしてVRの有効性を検証する。
公立の特別支援学校でVRを活用した検証が行われるのは、今回が、全国の自治体で初の取り組みだという。
「emou」は、学校生活や職場などの様々な場面の予習を、VRのリアルな仮想空間内で何度でも体験トレーニングすることができる発達障がい支援プログラム。
社会生活の様々な場面をリアルに疑似体験ができる専門医監修のVRコンテンツが80以上あり、すでに全国の民間の発達障がい支援機関(福祉施設、医療機関)などが導入している。
利用者は、VRゴーグルを装着するだけで、これまでのワークシートやロールプレイでは再現が難しかった、学校生活におけるクラスメイトや先生との様々な場面を、まるで実際の空間で体験しているかのように、繰り返しトレーニングすることができる。
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