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2019年12月12日
朝日新聞社、ワークブック教材『探究×SDGs 地域課題解決のコツ』発刊
朝日新聞社は11日、トモノカイとの共同事業として、ワークブック教材『探究×SDGs 地域課題解決のコツ―新聞記事、システム思考を活用して課題に挑もう!』を来年4月に発行することを明らかにした。
2022年から全国の高等学校で本格化する「総合的な探究の時間」では、生徒が教科学習で習得した知識や技能を活用しながら、各自の将来につながるような興味関心を深めたり、社会の課題を見つけ解決策を考えたりする授業が求められる。
同教材では、生徒が無理なく学習に取り組めるよう、SDGsの理念や地域課題の発見と解決のプロセスを、ワークブック形式に6つのステップに分けて系統立てた。全国各地が共通して抱える地域課題の事例を、SDGsの視点から「システム思考」で本質を整理し、「探究」に不可欠な論理的思考、表現力などのスキルも学ぶことができる。探究教育で知られる國學院大學の田村学教授とSDGs研究の東京都市大学の佐藤真久教授が監修にあたる。
教育業界が抱える社会課題を解決する形で事業を展開するトモノカイと、SDGsの報道に力を入れ、教育に関するノウハウも豊富な朝日新聞社とのコラボレーションにより、より良い教育を高等学校中心に提供していきたいとしている。
中高一貫校を含む全国の高等学校の授業で使用できるよう、生徒用と教師用指導書を提供する。価格は生徒用1500円(税別)/教師用解説書(授業内使用新聞切り抜きを含む)3000円(税別)。ただいま予約受付中。
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