2020年1月16日
AI型教材「Qubena」、埼玉・戸田市の市立小中学校が利用開始
COMPASSは15日、同社のAI型タブレット教材「Qubena(キュビナ)」が、埼玉県戸田市の市立学校で指導の一環として採用され、昨年11月から利用開始されたと発表した。
同市では、市立学校の戸田第1小学校・喜沢小学校・戸田東中学校の3校で、Qubenaを試験的に導入し、埼玉県学力・学習状況調査と連携した効果検証を行っていく。
同市は、これら3校を含む小・中学校に3000台以上のChromebookTMを配備するなど、「クラウド・バイ・デフォルト」をコンセプトに、産官学民が協力して教育現場での積極的なICT活用に取り組んでいる。
予測困難な未来社会でも、子どもたちが自立的に生きられるように、AIでは代替できない能力とAIを活用できる能力の育成を目指している。
今回、タッチパネルを搭載したChromebook端末上で、昨年6月にリリースしたQubenaのChromebook版を自治体で初めて採用した。
また、文科省が自治体を対象に開催する「学校ICT活用フォーラム」の一部として、16日に戸田第2小学校で行われる先進校視察では、AIドリルの活用例としてQubenaを使った公開授業と展示を行う。
Qubenaは、全国の公立・私立の小中高校、学習塾で利用され、ユーザー数は2万3000人にのぼる。
2018・19年度と2年連続で経産省「未来の教室」実証事業に採択。また「日本e-learning大賞・経済産業大臣賞」「グッドデザイン賞」を受賞している。
関連URL
最新ニュース
- iTeachers TV Vol.433 東京都市大学付属小学校 清水哲治 先生(後編)を公開(2024年11月20日)
- 高槻市、画面を見ずに学ぶ視覚障がい者向けスマホ講座を実施(2024年11月20日)
- 8割超の学生が「大学生活に満足している」と回答 =学情調べ=(2024年11月20日)
- フレクト、慶應義塾大学の教育支援システムの刷新を支援(2024年11月20日)
- Palan、ARサービスがアットヨコハマ×横浜市大の産学連携企画に採用(2024年11月20日)
- 第7回「樫尾俊雄 発明アイディア コンテスト」最優秀賞が決定(2024年11月20日)
- プログラミング学習教材「学校プロクラ」が愛知県啓明学館高校に導入(2024年11月20日)
- 「U-22プログラミング・コンテスト2024」、最終審査会で経産大臣賞など決定(2024年11月20日)
- スーパーコンピュータ「富岳」、「HPCG」「Graph500」で10期連続世界第1位獲得(2024年11月20日)
- GKB48、大学と企業のキャリア支援連携に関する勉強会を12月9日開催(2024年11月20日)