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2020年2月4日
外国人材介護教育VR「CareVR」、ミャンマー政府認定の送り出し機関が導入
ジョリーグッドは3日、同社の外国人材介護教育VRサービス「CareVR(ケアブイアール)」が、アジアで初めて、ミャンマー政府認定の送り出し機関「ミャンマー・ユニティ」で3月から導入されることが決定した、と発表した。
CareVRは、昨年開催された第16回日本eラーニング大賞でグランプリを受賞した、介護研修VRサービス「ケアブル」を外国人労働者向けに再構成して開発。日本が世界に誇る介護スキルを、施設での就業前にVRで繰り返しトレーニングすることができる。
実際の日本の現場でのリアルな介護の流れを、360度の介護士視点で体験学習でき、充実した外国人教育を行うことができる。また、事前に日本でのリアルな介護現場を体験することで、就業後の早期退職の防止や日本文化へのスムーズな順応も期待できる。
CareVRのコンテンツは、テキストでは理解しにくい暗黙知などの「コミュニケーション」、入浴や食事などの「介助技術」、自立支援介護とやりすぎ介護の違いなどの「日本式介護概念」の3つのジャンルがあり、コンテンス数は30本以上揃っている。
提供対象は、国内外の教育機関、日本語学校、送り出し機関、国内の外国人労働者受け入れ施設などで、価格は月額15万円〜。
なお、同社とミャンマー・ユニティは、1月15日に、ミャンマー・ヤンゴン市にあるミャンマー・ユニティの介護教育施設で、約30人のミャンマー人の生徒にVR授業を実施。授業を受けた生徒の78%以上が「実際の現場をイメージできる」と回答したという。
ミャンマー・ユニティは、これまでに1110人の人材を日本企業へ送り出しており、ミャンマー政府から、「2019年ミャンマーNo.1人材送り出し機関」として表彰された。技能実習生の職種は、介護、建設、溶接、食品加工、金属加工など多岐にわたっている。
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