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2020年2月28日

KDDI、スポーツ映像分析プラットフォームの「RUN.EDGE」社に出資

KDDIは27日、有望なベンチャー企業への出資を目的とした「KDDI Open Innovation Fund 3号」を通じて、スポーツ映像分析プラットフォームを提供する「RUN.EDGE(ランエッジ)」に出資した、と発表した。


RUN.EDGEは、スポーツの試合やトレーニング中の映像を分析・活用し、チームの強化を実現するスポーツ映像分析プラットフォームの開発・提供を行っている。

投球シーンの高速再生技術を搭載した野球映像の検索・分析ツール「PITCHBASE(ピッチベース)」は、日米のプロ野球ですでに10球団以上が採用。

また、サッカーシーンでのリアルタイム映像分析とチームのコミュニケーションの効率化を図るツール「FL-UX Football(フラックス フットボール)」は、Jリーグクラブや欧州プロリーグ、ブラジルの複数クラブが採用を決めている。

一方KDDIは、2018年6月に沖縄セルラースタジアム那覇で、世界初となる5G環境下での自由視点映像のリアルタイム配信に成功するなど、通信とテクノロジーを活用した新たなスポーツ観戦体験を創造している。

今回の出資を通じてKDDIは、5G時代のスポーツで映像活用がますます進むことを見据え、RUN.EDGEの映像分析・活用技術をプロスポーツだけでなく、大学スポーツをはじめとしたアマチュアスポーツに対しても幅広く展開するのを支援していく。

また、KDDIのARやVRといったXR技術や自由視点技術との掛け合わせも視野に入れ、5G時代の新しいスポーツ観戦体験の提供に向けたサービスの共同開発にも取り組む。

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