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2020年3月11日
MSYS、GIGAスクール構想に対応したPC端末向けセキュリティサービス発売
丸紅情報システムズ(MSYS/エムシス)は10日、ワンビが4月1日から提供を予定している、GIGAスクール構想に対応したPC端末向けエンドポイントセキュリティサービス「OneBe Guard for GIGAスクール」を発売した。
この製品は、教職員らが扱うデータの紛失・盗難による情報漏洩、児童生徒に校内でのみ利用許可された端末の持ち出しや、それに伴う紛失などの事故を防ぎ、教職員や、児童生徒、教育機関を守るために活用できる。
端末ごとに用途別の監視ポリシーを設定。ポリシー違反を検知した際は端末をロックすることで一切の入力デバイス操作を無効化する自律制御セキュリティ機能で、通信がオフラインになった場合や、校内無線LANエリアの圏外へ出た場合には、ロックをかけるなどあらかじめ指定した条件から逸脱した使用を制限できる。
教職員らが外部にPCを持ち出す必要がある場合も、オンラインであればリモートロックやリモートワイプが利用でき、オフラインの状況下でも自動消去機能でデータをOSごと上書き消去することで復元困難な状態にできる。端末の紛失など万が一の事態にも情報漏洩のリスクを軽減する。
クラウドとオンプレミスの双方のインフラ環境に対応。ライセンス数無制限で1教育機関あたりの費用が一律であるサイトライセンス料金を設定しており、端末台数による予算調整を必要としないシンプルな価格体系。
販売価格(1教育機関あたり:税抜)は、「オンプレミス版」が年間12万円、「クラウド版」が年間15万円。
同社は、全国の教育委員会向けに「OneBe Guard for GIGAスクール」を提供し、今後1年間で500校への納入を目指している。
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