2020年4月15日
コロナウイルスの影響で就職活動できていない学生が3分の1に =学情調べ=
学情は14日、2021年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生1044人を対象に実施した「就職活動に関するインターネットアンケート」の結果をまとめ発表した。
それによると、内々定率は「28.7%」と前月から13.1ポイント上昇し、前年同時期比も7.9ポイント上回った。
文系は「23.2%」(前月比10.0ポイント増)、理系は「38.0%」(前月比18.2ポイント増) で、理系の内々定獲得は4割に迫った。
また、就職活動をしていない学生が「34.9%」と前年比+21.6ポイントだった。新型コロナウイルスの影響などで就職活動をスタートしていない学生が9.6%含まれており、数字を押し下げていた。
内々定獲得者の、内々定社数(1人あたり)平均は「1.54社」と前年比+0.04ポイント。内々定先の従業員規模は「5000人以上」が最多の28.2%。大企業での内々定出しが順調に進んでいた。
この調査は、4月1日~10日にかけて、2021年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象にインターネットによるアンケートで実施。回答者数は1044人だった。
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