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2020年7月31日

21卒の6月時点の内々定率は64.2%で昨対比9.0ポイント減 =学情調べ=

学情は30日、2021年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生942人を対象に実施した「就職活動に関するインターネットアンケート」の結果をまとめ発表した。


それによると、今年6月末時点で内々定を得ていた学生は64.2%で、昨年同時期と比べ9.0ポイント減少した。

新型コロナの影響で、会社説明会や選考を一時中断する企業が相次いだことで、内々定獲得時期が、昨年より遅くなっていることが、内々定率に表れる結果となった。

内々定を得たタイミングは、「2月以前」が17.0%で、昨対比9.3ポイント増加する一方、「5月」は17.9%で、昨年より12.8ポイント低く大幅減となった。

「内々定を得た企業で働きたいと強く思ったタイミング」でも、「インターンシップに参加したとき」が22.1%で、昨年より9.5ポイント高い結果となっている。

6月末時点で内々定を得ている学生は、インターンシップなどを通して早期に企業と接触している学生の割合が高くなっており、インターンシップ参加の有無で、内々定獲得状況が「2極化」する傾向になっている。

内々定を獲得している学生の就職活動状況では、「内々定先に満足したので、就職活動を終了する」が59.2%、「内々定先に満足しているが、より良い企業を探すために就職活動を続行する」が28.9%で、約9割の学生が内々定先に満足していることが分かる。

一方、「内々定先が不満なので、就職活動を続行する」は7.9%で、「内々定先に満足しているが、より良い企業を探すために就職活動を続行する」の28.9%と合わせると、36.8%が就職活動を継続するとしている。

また、内々定を得ている学生の内々定獲得社数は、「1社」が48.6%、「2社」26.3%、「3社」13.7%、「4社」5.6%、「5社」5.8%となっており、半数以上(51.4%)が「2社以上」から内々定を獲得していた。既に内々定を得ている学生に、内々定が集中している。

この調査は、「あさがくナビ2021」の登録会員を対象に、6月22日~30日にかけて、「あさがくナビ2021」トップページとメルマガでアンケート回答を依頼する形で実施。有効回答数は942人。

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調査結果の詳細

「あさがくナビ(朝日学情ナビ)」

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