2020年4月23日
人間総合科学大学、22日から全学部学科でオンライン授業を導入
人間総合科学大学(さいたま市)は、新型コロナウイルス対策として、全学部学科で、22日からオンライン授業を導入した。
同大は、1953年設立の早稲田医療学園を母体として、2000年に私立大学では初の通信制の単科大学として開学。
現在、通学制の学科と合わせて約3000人が在籍しているが、新型コロナウイルスの影響で通学が困難となってしまった通学課程の授業にも、「通信教育」を応用することにした。
今回、新たに通信教育を導入したのは、人間科学部健康栄養科学科、ヘルスフードサイエンス学科、保健医療学部看護学科、リハビリテーション学科(理学療法学専攻・義肢装具学専攻)の2学部4学科。
これで同大は、大学院を含め、全学部学科でオンライン授業が実施されることになった。
また、授業以外にも、医療系国家試験の受験対策として取り入れている学修や、学生・教員の個別相談・個別学修サポートもオンラインに切り替えて実施。スマホ、タブレット、パソコンに対応した授業を行っていく。
同大のオンライン授業は、全国どこからでも双方向につながる仕組みで、一人ひとりに対するきめ細かな研究指導、仲間との活発なディスカッション、オフィスアワーを利用した個別相談などを実施。画面の相手とわずか30cmの距離でコミュニケーションがとれる。
講義スタイルの授業も、伝え方に長けた教員がオリジナル教材を使って、分かりやすく指導。ライブ配信のほかに常時視聴することもできる。
また、システムを活用した通知、質疑応答、スライド資料などの配布、電子図書による教科書、参考書の閲覧をオンライン上のキャンパス(UHAS@mycampus)で実施している。
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