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2020年4月23日

中央大学、バックアップ「Veeam」導入でクラウド・データ・マネジメント構築

ヴィーム・ソフトウェアは22日、中央大学が、同社のバックアップツール「Veeam」を導入して、クラウド・データ・マネジメント環境を構築したと発表した。

同大は、5000人以上の学生がいる「後楽園キャンパス」の理工学部/理工学研究科向け教育・研究用システムの新基盤に「Veeam Backup & Replication(VBR)」を、また、約600人の教員メールのMicrosoft Office 365に「Veeam Backup for Office365」を、それぞれ導入した。

学生向けのeラーニングや学習管理システム(LMS)を含む重要な教育システムの安心安定な稼働とバックアップ運用負荷の軽減のため、オンプレミスの仮想基盤のデータマネジメントを「Veeam」で統一。

さらに、Microsoft Office365に移行したメールデータの確実な保護も「Veeam」で行い、「Veeam」の単一プラットフォームで、オンプレミスとクラウドに渡り、シンプルなデータマネジメントを実現した。

新基盤稼働後の運用では、VBRのストレージ連携機能も活用し、バックアップにかかる時間を約60%短縮し、結果、深夜作業の廃止につながった。

万が一の際の復旧については、大容量DBシステムの場合、最大2日程度かかっていた処理が2~3時間で完了するようになり、約95%の時間短縮を実現した。

運用面では、従前3つ存在していたバックアップツールを「Veeam」に一本化したため、運用手順の標準化、学習コストの削減などを通じ、約1/3程度に工数を低減できた。

また、「Veeam Backup for Office365」の導入で、同大は、万が一の際に過去に遡ってデータをリストアできるようになったため、事業の継続性も確保できた。

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「Veeam」

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