- トップ
- 企業・教材・サービス
- Kiyo-tech、オンライン授業をサポートするバーチャル教室「VirtualClass」提供開始
2020年5月2日
Kiyo-tech、オンライン授業をサポートするバーチャル教室「VirtualClass」提供開始
Kiyo-techは4月29日、生徒がWeb上に再現されたバーチャル教室に通える新システム「VirtualClass」のサービス提供を開始した。Zoomでの授業の際、教員・生徒にとって負担となる「毎度変わるミーティングIDや教材のやり取りなど」の手間を大幅に効率化できるという。
テレビ会議サービス「Zoom」を活用する学習塾・学校が急増している。従来の動画配信のように、 教師が一方的に知識の伝達を行うのではなく、生徒が学習する単元に興味を持ち、主体的に取り組む姿勢を身に付けることができるメリットがある。しかし、Zoom授業のデメリットとして、学習塾・学校の手間が多いことが挙げられる。
Zoomを活用する場合、毎回の授業のたびにミーティングIDを作成し、URLを対象者に送付する手間が増え、スマホで参加する生徒もいるため、教材(宿題やテスト、プリント)の配布ができず、また生徒からの答案回収ができない。
それに対し、「VirtualClass」では、生徒は、今まで通学していたときのように、あらかじめ決まった時間に自分が受講する授業を授業一覧から選択し、教室画面に表示されたボタンをクリックするだけでZoom授業に参加することができる。教員から課される教材(宿題や小テストなど)も同画面からダウンロードできる。教員への提出物も同画面から簡単に提出することができる。教室画面で教材ダウンロードから提出物の提出が可能なので、別のアプリなどを立ち上げて送信するといった手間が省ける。
このように、オフラインでの教室での授業と同じように、1つのページで授業、授業に付随する教材のやり取りなどが完結できる。
同システムは、ZoomとのAPI連携により、学習塾・学校がZoomで用意したアカウント情報を自動で呼び出す。そのため、教員は、授業担当者のホストID、授業の開始時間を選ぶだけで、設定が完了する。
今後、VirtualClassを通した双方向型の学習で、学習意欲、集中力を引き出せるZoomの導入負担を減らし、生徒の学習サポートを行えるようサービスの拡充・発展を継続して行っていく。具体的には、Zoom 以外のビデオ会議ツールとのAPI連携、システムの増強を行っていくという。
関連URL
最新ニュース
- みんがく、自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始(2025年3月14日)
- 教育ネット、タイピング大会 実証自治体を限定10自治体募集(2025年3月14日)
- アローリンク、長野県が「Liny」を活用し「ながの子育て家庭優待パスポート」をリニューアル(2025年3月14日)
- ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=(2025年3月14日)
- 6割強の親が「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」と回答 =ソニー生命調べ=(2025年3月14日)
- 「大人になって学んでおけばよかった」No.1は「金融知識」 =日本こどもの生き抜く力育成協会調べ=(2025年3月14日)
- 通信制高校の選択、約6割は子供自身の意思で進学を決定 =ウェブクルー調べ=(2025年3月14日)
- 放課後NPOアフタースクール、「共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方」調査結果(2025年3月14日)
- サイボウズ、ソーシャルデザインラボ「不登校・行き渋りに関するインタビュー調査」(2025年3月14日)
- キズキ、「不登校保護者の夫婦関係」のアンケートを実施(2025年3月14日)