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2020年5月14日
コドモン、「みらいのほいくコンソーシアム」を立ち上げ
コドモンは12日、今回の新型コロナウイルスによる緊急事態が長期化するリスクに備え、こどもの教育・保育を取り巻く様々な関係者が連携し、これからの多様な社会環境の変化にも耐えうる「しなやかで強い、持続可能な保育」に向けて、テクノロジーを使った具体的な解決策について協議や実証実験を通して検証する「みらいのほいくコンソーシアム」を立ち上げると発表した。
同コンソーシアムはコドモンのほか、グローバルキッズ、ベネッセコーポレーション、BABY JOBの4社が2021年3月を期限として共同で立ち上げ、実証実験を行いながら様々な取り組みを行うという。
今回の新型コロナウイルスによる全国的な緊急事態宣言によって、保育規模は大幅に縮小し、多くのこどもが学びを中断せざるを得ない状況となり、同時にテレワーク中の保護者にとっては、仕事と家庭内育児の両立で多くの負担が課せられる事態にもなった。こういった現状を踏まえ、サステナブルな保育を見据え3つのテーマを設定。
1つ目は、多様な環境下でも、こどもが質の高い教育・保育を受けられる仕組みづくり。2つ目は、保育者が長くやりがいを持って働き続けられる環境の整備。3つ目は、すべての子育て家庭が安心して子育てをするための保護者への家庭内育児支援。
保育業界を取り巻く様々な事業者や機関から、同コンソーシアムのテーマと合致するプロジェクト案を募集し、その有用性について実際の保育現場等で実証実験を行う。実験後に保育施設からフィードバック・効果検証の上で、有用性が明らかとなったプロジェクトについては、行政機関への進言や、サービスとして継続的に保育施設向けに提供できるよう事業化を検討する。
直近の課題と解決のためのアクションとして同社は、3月半ばに緊急アンケートを実施し、新型コロナウイルスにおける保育所運営への影響について調査した。この現場の声をベースに、緊急事態宣言下の現状を踏まえ、早急に取り組む課題をオンライン保育の有効性を検証、保育現場におけるテレワーク導入の検証、オンライン合同就職説明会の検証、保育園運営を継続するための物資調達支援(マスク・消毒液等)に絞り、検証・検討を行うという。
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