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2020年6月15日

電子書籍を使い始めたきっかけは「本の収納に困ったから」が1位 = BookLive 調査=

BookLiveは12日、運営する総合電子書籍ストア「BookLive!」の会員を対象に「電子書籍に関する意識調査」を実施したと発表した。

電子書籍を使い始めたきっかけは何かという質問で、得票数1位は「本の収納に困ったから」。本好き・マンガ好きな人ほどたくさん読みたい・買いたいのに、収納スペースの問題がある。解決策として、電子書籍はぴったりだという。

電子書籍を使い始める前のイメージは?という質問で、得票数1位は「読みづらそう・目が疲れそう」。紙書籍と比較しての見え方や操作性の違い、また本好き・マンガ好きな人ほど読む量も多くなるので、目の健康が気になるのも当然かもしれない。

しかし、各項目について「実際に使ってみてどうだったか?」ときくと、「読みづらそう・目が疲れそう」というイメージを持っていた人のうち、過半数が「イメージと違った」と答えた。

表示を拡大できる利点に気づいたという人も多く、スマートフォンの大画面化やタブレットの普及で不満が解消されたという人も。目の疲れについては画面の明るさを調整したり適度に休憩をはさむなど、「電子書籍とのうまい付き合い方」が次第に見つけられていくようだという。

電子書籍を使い始めて、良かった事は?いう質問で、得票数1位は「本の収納・持ち運びに困らない」。使い始める前から期待していた人のみならず、実際に使ってみて実感したという声も多く届いた。

どんなシチュエーションで電子書籍を使う事が多いか?という質問で、得票数1位は「リビングや自室でくつろぎながら」。ソファに座ったりごろごろしたり、リラックスタイムの過ごし方として、そして外出自粛中の娯楽として、活用されているようだという。

2位は「就寝前に」。3位は「電車や地下鉄など、移動中に」。4位以下には、仕事や勉強の休憩、家事や子育ての合間、入浴中など。ちょっとしたすきま時間も、趣味の時間として活用しているという。

1回1時間未満を「すきま時間読み」、1回1時間以上を「じっくりまとめ読み」と定義し、どちらの時間の使い方が多いかをきいた。結果は、「じっくりまとめ読み派」と「どちらかというとじっくりまとめ読み派」の合計が半数弱を占める結果に。

「じっくりまとめ読みにおすすめの、完結済み長編ストーリーマンガは何かという質問で、得票数1位の作品は『鋼の錬金術師』。「すきま時間でも読みやすい、1エピソード完結型のマンガ何かという質問で、得票数1位の作品は『名探偵コナン』。

この調査は5月22日~5月24日にかけて、過去半年以内にマンガジャンルの作品を購入したBookLive! 会員を対象に、アンケートメールを送付しフォームから回答する形式で実施。有効回答数は5735人(10代以上の男女)。

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