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2020年6月19日

無学年式AI×アダプティブラーニング「すらら」、前橋市の全中学校が導入

すららネットは18日、同社のAI×アダプティブラーニング「すらら」が、6月から群馬県前橋市の全中学校で導入されたと発表した。

今回の同市の取り組みは、新型コロナウイルスによる休校措置が解除され学校が再開した後も、分散登校などで十分な授業時間の確保が難しい状況が継続することから、自宅学習支援の必要性の高まりを受け、8月31日までの期間限定で実施するもの。

対象は、市内にある全22の中学校で、3年生合計2620人が1人1台タブレットを持って学習する。

自宅学習や在宅ワークが急速に広がり、タブレットの需要が高まる中、全中学生にタブレットを支給することが困難なことから、高校受験を控え自宅学習のニーズが高まっている3年生が今回の受講対象になった。

同社は、「コロナ休校」を受けて、「すらら」無償ID提供の呼びかけを行い、全国で約15万人の児童・生徒に学習機会を提供。

「すらら」は、アニメのレクチャー機能で、これまで学校で習ったことがない全く新しい単元を1人で学習でき、休校のまま新しい学年を迎えた多くの児童・生徒がこの機能を活用して、新学年の単元に自ら取り組むことができたという。

同市も、「すらら」のこの特長を活かし、3月からの休校で進捗が遅れがちな新学年の単元を、一人ひとりのペースで学習することで、分散登校期間中の自宅学習時間の確保と学習の質の向上を期待している。

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「すらら」

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