2020年6月22日
「Moodle」、オンライン授業の無償支援9月末まで対象を全国の高校・大学に拡大
日本ムードル協会(MAJ)は19日、イーラーニング社と協同で、新型コロナウイルスの影響を受けている全国の高校、大学に向けてオンライン授業が可能となる、学習管理システム「Moodle(ムードル)」のサーバ利用環境、および運用支援を無償提供すると発表した。
MAJとイーラーニング社は3月に全国に先駆けて独自の「緊急事態宣言」が出された北海道の高校、大学を対象とした支援として「Empowering Educators in Hokkaidoプロジェクト(EEHプロジェクト)」をすでに実施。
その後、「緊急事態宣言」の対象地域が全国に拡大されたことを受け、北海道のみならず全国の教育機関からの問い合わせが急増。EEHプロジェクトを「Empowering Educators in Hokkaido and Elsewhere in Japanプロジェクト(EEHJプロジェクト)」と名称変更し、無償提供の対象を国内すべての高校・大学に拡大。
EEHJプロジェクトプロジェクト概要
EEHJプロジェクトプロジェクト概要
■期間:9月30日迄
■対象:国内大学・高校
クラス数・受講人数に限らず、1校毎に個人情報保護等を担保した上で利用可能な環境を提供。1校あたり1000人未満とし、1クラス程度の小規模でも応募可能。
■内容:
・Moodleのサーバ利用環境
・Moodle初心者サポート
・ビデオ会議システム「Zoom / Microsoft Teams」との連携も可能
*上記期間中は無償で提供するが、期間終了後は他のMoodleへの移行も可能。
*ビデオ会議システム「Zoom / Microsoft Teams」の契約が別途必要。
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