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2020年6月29日
LasTrust、オンラインで卒業見込み証明書を発行できるサービスが提供開始
LasTrustは25日、ブロックチェーン証明書発行プラットフォーム「CloudCerts」を利用し、従来の紙の卒業見込み証明書をデジタル化した「ブロックチェーン卒業見込み証明書」の提供を開始したと発表した。
CloudCertsから発行された証明書には各教育機関の電子署名が含まれる仕組みのため、原本性を担保したまま、安全にデジタル化できるという。
学生は送付された卒業見込み証明書を採用担当者へオンラインで提出可能なうえ、PDF出力機能を使い、コンビニ発行も可能。証明書受け取りのための「不要不急の登校」を減らせる。教育機関も接触の機会を減らせるため、クラスタ対策にも有効。
同サービスはオンラインで完結するサービス(SaaS)のため、即日の導入が可能で初期費用もゼロ。学生の証明書発行依頼から発行までは最短5日 で対応可能。特別な機器の導入も必要なく、卒業見込み証明書の元データ(Word、Excel、CSV、PDFファイル等)を同サービスのシステムへ送信するだけで、発行が可能。
発行されたデジタルの卒業見込証明書の内容はブロックチェーン技術で担保されているため、デジタル形式でありながら原本として利用できる。
同サービスから発行された証明書は、ウェブページ上での閲覧も可能。学生はブロックチェーン卒業見込み証明書が格納されたURLを採用担当者に連絡するだけで、デジタルの原本を提出可能。(証明書の閲覧ページにパスワードをかけるオプションもあり)
デジタルの提出が難しい企業へは、PDF出力機能で紙の原本を提出可能。PDF化の際に内容を不正に編集される可能性があるが、PDF化した際に印字されるQRコードが前述の証明書閲覧ページとリンクしているため、不正を検知できるという。
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