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2020年7月8日

オリィ研究所、分身ロボットを使った「新しい働き方開拓プロジェクト」を開始

オリィ研究所は7日、育児介護、難病や障がいなど様々な理由で外出困難になっている人が一歩を踏み出し、企業や自治体とともに新しい働き方を開拓するプロジェクト「AVATAR GUILD(アバターギルド)」を開始したと発表した。

分身ロボットでの就労事例(NTT提供)

同研究所は、2012年から、外出困難な人々が学校や職場など、外の世界への参加を実現する遠隔操作型のロボット「OriHime(オリヒメ)」「OriHime-D(オリヒメディー)」を開発、提供してきた。

また、2018年にはこれらロボットがオーダー、給仕などの接客を行う「分身ロボットカフェ」を期間限定で開催し、重度障がい者を雇用するなど、分身ロボットを活用した新しい働き方の実証実験を行なってきた。

分身ロボットカフェの開催をきっかけに、これまで困難だった重度障がい者やテレワークでの雇用に関心のある企業や自治体からの問い合わせが増え、また、分身ロボットでの在宅就労を希望する外出困難者からの声も増加。

そこで今回、新しい働き方開拓プロジェクトとして「AVATAR GUILD」をスタートさせた。すでに過去1年間で、神奈川県庁、NTT、日本マイクロソフト、共和メディカル、三菱地所ホームなどに、難病や重度の障がいなどで外出困難な人たちを紹介し、就労を開始している。

採用を検討している企業や応募希望者は、「AVATAR GUILD」のホームページで資料請求・問合わせを。

関連URL

「AVATAR GUILD」

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