2020年7月21日
研究者と家族が参加した「国際サイエンスフォーラム」に世界13カ国から来場
海外日本人研究者ネットワーク(UJA)とケイロン・イニシアチブが主催した国際サイエンスフォーラム「Japan XR Science Forum 2020 in US Midwest」が、日本時間7月12日にオンラインで開催され、日米だけでなくヨーロッパ、アジアなど世界13カ国から、400の研究者家族の参加を含む1117人の来場があった。
このフォーラムは、海外で活躍する日本人研究者とその家族の交流と支援、医療や生命科学を含む様々な分野の融合を目的に、世界における我が国の科学技術の存在感の向上を目指して開催された国際的な学会。
当日の開催時間は、日本7:00~12:00、欧州中央0:00~5:00、米国東部11日18:00~23:00。仮想空間に設置された会場では、海外日本人研究者による研究発表、異分野間の共同研究に向けた交流、各種アワードのアバターによる贈呈式、留学にまつわる情報提供や、親子科学教室が行われた。
今回はVRChat、Mozilla Hubs、Zoom、YouTube Liveの4つのツールを組み合わせることで、世界のどこにいても学会に参加し楽しめる設計がなされており、大会運営は東京、シカゴ、ストラスブールなど世界の複数地点を同期して実施。
また、コロナ禍で、VR会場でしかなし得なかったアバターによる参加者同士の交流も行われた。会場内に3Dモデルの人体模型を展示。参加者のアバターが近づくと、人体模型の中から脳、心臓、腸がクローズアップされ、それぞれを3Dで見て説明を読むことができる仕組みになっている。
冒頭は、在シカゴ日本国総領事館の岡田総領事による3Dアバターを使用しての開会の挨拶。閉会式では、2016年ノーベル生理学・医学賞の大隅良典氏らのビデオメッセージも上映された。
関連URL
最新ニュース
- 豊中市、小学校提出書類をデジタル化、教育DXで保護者の負担軽減と事務効率化へ(2025年12月22日)
- 東京都文京区、闇バイトを擬似体験するゲーム「レイの失踪」で区民向け情報リテラシー教育(2025年12月22日)
- 教員の学ぶ機会と生活の保障に関する教職員アンケート結果を公開 =School Voice Project調べ=(2025年12月22日)
- 中高生の学習スタイル、約6割が「オンラインでつながる仲間の存在が受験勉強の支えになる」 =ベネッセコーポレーション調べ=(2025年12月22日)
- 家庭学習で「デジタルデバイス上への手書き」を行う中高生は約3割 =コクヨ調べ=(2025年12月22日)
- 大学受験期のクリスマス、6割以上が「特別なことは何もしなかった」 =Studyplusトレンド研究所調べ=(2025年12月22日)
- 子どものスマホ利用 約半数の家庭が「ルールを決めていない」=LINEヤフー調べ=(2025年12月22日)
- 受験期に親が抱えるプレッシャー、子どもの成績より体調管理や金銭面の不安が上回る =明光義塾調べ=(2025年12月22日)
- Biz Hits、文系出身者に聞いた「文系におすすめの職業」ランキング(2025年12月22日)
- 英語を使う業務歴3年以上のビジネスパーソンの英語学習方法は「AI英語学習アプリ」=アイキューブ調べ=(2025年12月22日)












