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2020年7月31日
「Surala Ninja!」、経産省・JETROの「未来の教室」海外展開支援等事業に採択
すららネットは30日、同社の海外小学生向け算数e-ラーニング「Surala Ninja!」の海外展開事業が、経済産業省の「未来の教室」海外展開支援等事業の実証事業に採択されたと発表した。
「Surala Ninja!」は、対話式ICT教材「すらら」の海外版として、小学生向けに開発された、アニメーションを通じて加減乗除の四則計算を楽しく学べるeラーニングシステム。
現在、スリランカ向けのシンハラ語版、インドネシア向けのインドネシア語版、また、主にインドやフィリピンで活用されている英語版がある。
経産省が2018年度から開始した「未来の教室」事業は、本年度から、同省から委託を受けた日本貿易振興機構(JETRO)が運営する「未来の教室」海外展開支援等事業がスタート。
同社は、採択を受け、「数学の学力達成度強化ための小学校教育のICT化促進およびオンライン授業開発実証事業」のプロジェクトを、インドネシアとフィリピンで開始する。
同プロジェクトでは、現地の「パイトロット校」で、eラーニングの授業内活用を実現し、有事の対応を含めた普及を目指すとともに、「Surala Ninja!」と集合型のオンライン・リアルタイム授業を組み合わせたハイブリッドな教育サービスを開発。
「ウィズ・コロナ」の新形態のデジタルラーニングによる自宅学習を促進する教育サービスを展開していく。
また、フィリピンでは、教育省が管轄する中途退学者の支援機関「ALS」(Alternative Learning System・代替教育制度)に「Surala Ninja!」を提供し、学習支援活動の一部をデジタル化して、教師不足と教務の質の課題を解消する活動も並行して実施する。
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