2020年9月2日
金沢工大と学生団体「GYIs」、子ども向け「SDGs学習教材」を作成
金沢工業大学と同大の学生団体「SDGs Global Youth Innovators」(GYIs)は1日、ジョンソンコントロールズ社と連携して、子ども向け「SDGs学習教材」を作成したと発表した。
ジョンソンコントロールズは、世界150カ国以上のユーザーに多様なテクノロジーとソリューションを提供するグローバル多角産業企業。6日にオンライン開催する「ファミリーデーイベント」では、今回作成した学習教材を使って、SDGsをテーマにしたオンラインワークショップを実施する。
「安全で快適、持続可能な世界をSDGsで学ぼう」と題したこのワークショップでは、小学4年生以上の同社従業員の家族50~100人を対象に、「未来の街づくり」について考える。
GYIsが企業と共同開発したオリジナルカードゲーム「THE SDGs アクションカードゲームX(クロス)」で遊びながらSDGsについて学ぶ。ワークショップの模様は、YouTubeで一般公開する。
金沢工大とGYIsは、SDGsに関する授業・ワークショップの講師として全国の小中高を対象に活動しており、2019年度には19回・約1250人の生徒に対する教育支援を実施。
また、経営者を含めた一般向けのワークショップを約60回開催し、約3300人を対象にSDGs学習の支援を行った。
ビルソリューションのグローバル企業であるジョンソンコントロールズとは、金沢工大のSDGs推進センター・経営情報学科平本研究室が連携し、若者がSDGsを考えることを目的に共同研究に取り組んでいる。
「ファミリーデー・オンラインワークショップ」概要
開催日時:9月6日(日)13:00~16:00(途中休憩あり)
アジェンダ:
①「理解」:オリジナルカードのプレイや教材の概要紹介を通じて、ジョンソンコントロールズとSDGsとの関係性の理解を深める
②「想像」:未来の社会を創造するためのインプットとして、総務省の「未来をつかむTECH」戦略をベースとした未来の生活像のインプットを行う
③「提案・共有」:オリジナルカードをベースに課題解決をするikigaiのある職業について考え、名前をつけ、共有する
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