2020年9月8日
95%の親が「今後も子どもにオンライン学習をやらせたい」と回答 =イー・ラーニング研究所調べ=
イー・ラーニング研究所は7日、子どもがいる20~50代の親232人を対象に実施した「新型コロナによる教育変化に関する調査アンケート」の結果をまとめ発表した。
それによると、「新型コロナ禍前後で、子どもの教育について考える機会が増えたか」との問では、約8割(76.3%)が子どもの教育について「考える機会が増えている」と回答。「変わらない」は23.7%だった。
増えた理由としては、「子どもが家にいる時間が増えたから」(114)が最も多く、続いて「オンライン学習が活発になったから」(102)、「自宅学習が必要だと感じたから」(100)、「学校教育への不安が増えたから」(98)が僅差で並ぶ結果となった。
新型コロナの影響で、多くの家庭で子どもと過ごす時間が増えたため、子どもの教育について考える機会が生まれているのが分かる。
また、「新型コロナ発生後、オンライン学習を行ったか」という問では、半数以上が「はい」(129)と回答。実際に新型コロナ対策としてオンラインでの学習を選ぶ家庭や教育機関が増えているのが分かる。
「はい」と回答した親を対象に、「実際にオンライン学習を行って、どのようなところに魅力を感じたか」と尋ねたところ、「自宅で学習ができる」(106)が第1位となり、第2位は「時間にとらわれず学習できる」(97)だった。
その一方で、オンライン学習の不安要素は、「子どものモチベーションを保てるか」(82)が最も多い回答だった。
オンライン学習の場所や時間にとらわれない点に魅力を感じてはいるものの、いかに子どものモチベーションを維持するか不安視する親が多いことが伺える。
さらに、「今後も、オンライン学習を行いたいか」という問では、95%以上の親が「はい」(223)と回答。
新型コロナの影響でオンライン学習が大きく注目されており、自宅で実施でき時間にとらわれないという利点から、多くの人が今後も「オンライン学習」を継続していきたいと考えていることが分かった。
この調査は、子どもがいる全国の20~50代の親232人(男女計)を対象に、8月4日~21日にかけて、紙回答の形で実施。
関連URL
最新ニュース
- 本を読むことが好きな小中学生、69%が家族に本が好きな人がいる =ニフティ調べ=(2025年4月21日)
- 放課後児童クラブでやってみたい習い事「絵・工作」「お仕事体験」「お金の勉強」=ポピンズ調べ=(2025年4月21日)
- すららネット、鳥取大附属小学校との共同実証研究の中間報告を公表(2025年4月21日)
- 夢職人、子どもの「食」応援クーポン事業(Table for Kids)の新規利用家庭を募集(2025年4月21日)
- ライフイズテック、「中高生向けAI・プログラミングキャンプ」夏休みに東京・大阪・名古屋で開催(2025年4月21日)
- メイツ、中高一貫校に通う中1生と保護者向け「初めての中間テスト対策セミナー」25日開催(2025年4月21日)
- カタリバ、全国で広がる「10代の居場所」の一斉見学会を5月30日無料開催(2025年4月21日)
- Google for Education 認定トレーナーによる無料ウェビナー「Google Vids 教育映画祭」21日・30日開催(2025年4月21日)
- 桐蔭学園、講演会「子ども・若者がSNSで騙されない力を育てる」5月10日開催(2025年4月21日)
- 旺文社、東京都立晴海総合高等学校で実施される「探究Ⅱ」授業に課題提供企業として参画(2025年4月21日)