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2020年10月9日

高卒採用人数を「前年より増やす・前年と同じ」は69%  =ジンジブ調べ=

ジンジブは8日、企業などの新卒採用担当者431人を対象に実施した、2021年卒高校生の「新卒採用の募集人員の増減や高卒採用の活動内容に関する調査」の結果をまとめ発表した。


それによると、昨年と比較して、「高卒採用の求人募集人数の増減はあるか」との質問には、「前年より増やす」が22%、「前年と同じ」が47%、「前年より減らす」が22%だった。

前回計測した5月時点(「前年より増やす」18.4%、「前年と同じ」56.5%、「前年より減らす」16.3%)と比較し、「前年と変わらない」の回答が減少。また、大卒採用と比較し、高校新卒採用の方が募集人数増減の影響が少なかった。

大卒新卒採用の募集職種の増減を質問したところ、「前年より増やす」が17%、「前年と同じ」が42%、「前年より減らす」が31%だった。高校新卒採用と比較すると、「前年より減らす」という回答が9ポイント高い。

21年卒の高卒採用活動に関して、高校訪問を行ったか聞いたところ、「実施した」が62%、「実施していないし、実施予定もない」が25%、「これから実施予定」が13%だった。

高校訪問の訪問量については、「1~9校」が39%、「10~19校」24%、「20~49校」16%、「50~99校」9%、「100校以上」11%だった。

昨年度の訪問数との比較を尋ねたところ、高卒採用を始めて5年以内の企業は「訪問数を増やした」との回答が多く、6年以上の企業では「減らした」か「変わらない」との回答が多かった。

高校への求人票発送を行ったか質問をしたところ、「実施した」が68%、「実施していないし、実施予定もない」が16%、「これから実施予定」が16%だった。

高卒への求人票発送の量については、「1~9校」が31%、「10~19校」5%、「20~49校」17%、「50~99校」11%、「100~199校」12%、「200~499校」7%、「500校以上」6%。

昨年度の訪問数との比較を聞いたところ、「求人票発送の量を増やした」32%と「変わらない」45%とを合わせて77%を占めており、求人票発送の活動が強まっている。

県外に対する採用活動について質問をしたところ、「実施した」が48%、「実施していないし、実施予定もない」が39%、「これから実施予定」が13%だった。

県外に対する採用活動で行ったことを聞いたところ、1位は「高校への求人票発送」75.7%、2位「高校訪問」55%、3位「高校へ電話」48.6%、4位「自社採用サイトで募集」39.6%、5位「求人サイトへの掲載」38.7%だった。

オンライン職場見学の受入れ準備は行っているかを質問したところ、「準備できている」が33%、「準備が必要と感じるができていない」が29%、「準備は必要と感じずしていない」が29%、「準備中」が9%だった。

オンライン職場見学に何人参加したか尋ねたところ、最も多かったのが「4~9人」と「100人以上」で18%、次いで「20~49人」と「50~99人」の15%、「10~19人」13%。

面接の受入れ準備は行っているかを質問したところ、「準備できている」が41%、「準備が必要と感じるができていない」が24%、「準備は必要と感じずしていない」が25%、「準備中」が10%だった。

21卒年度の高卒採用で不安に思っていることを聞いたところ、1位は「思うような採用活動ができていない」39.2%、2位「応募が来るかどうか」34.9%、3位「高校訪問に行けていない、行動量が少ない」34.1%、4位「職場見学の応募がない、少ない」31.9%、5位「スケジュールが立てにくい」25.4%だった。

新型コロナの影響が、高卒の採用活動のどの部分に影響を及ぼしているかを質問したところ、1位は「高校訪問」50.9%、2位「教員との接点」45.7%、3位「生徒との接点」40.1%、4位「職場見学の受入」31.9%、5位「面接のセッティング」28%だった。

この調査は、新卒採用の担当者を対象に、9月16日~23日にかけて、インターネット調査とメールマガジンでのアンケート回収という形で実施。有効回答は431人(うち高卒採用実施は232人)。

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