2020年10月12日
Code for Japan、「学生向け開発コンテスト」のファイナリスト10組を選出
Code for Japan(コード・フォー・ジャパン)は9日、学生向け開発コンテスト「Civictech Challenge Cup U-22」(CCC U-22)のファイナリストチーム10組を選出した発表した。
同コンテストでは、8月に募集した参加者105人が、夏休み期間を活用してチームでプロトタイプ作品を開発して提出。1次審査の結果、今回、ファイナリスト10組が選ばれた。
同コンテストは、旭川の高専生の社会課題に関する意識がきっかけとなり、それに賛同した東京・関西・北海道・新潟の有志学生がコントリビュートする形で企画・運営している。
エントリーした学生がチームを組成し、社会課題を解決するアイディアを考え、実際にその解決に向けたサービスのプロトタイプを開発する実践的な開発コンテスト。
優秀な成果を収めた学生の開発チームは、ファイナリストとして最終審査会でプレゼンテーションを実施。国内外の大手IT企業の会社名やサービス名を冠した賞や、大会側から大賞が授与される。
今年は中学生・高校生・高専生・大学生のチームがそれぞれファイナリストに選出された。
チームは、元々同じ学校の同級生や出身校が同じ同窓生といった、開催前から面識があったチームだけでなく、同コンテストにエントリー後にスキルや関心がある社会課題テーマごとにグループを結成した、オンライン交流だけでコミュニケーションをとっている遠隔チームも参加。
実際に提出されたプロトタイプは、新型コロナ疲れを解消するためのリフレッシュサポートツール、地方自治体向けのシステム提案、フェイクニュース対策、発達障がいや聴覚がい者をユーザーに想定したものなど様々。
「社会課題」を実際に自分が当事者として感じているような身近な困りごとから時事問題について考え、社会全体の状況に対する提案まで、ミクロ・マクロ両方の視点でアプローしたチームがファイナリストになった。
また、WEBサイトやアプリの開発だけでなく、IoTを活用した測定ツールやSNSプラットフォーム上で使えるbotなど、幅広い形式での作品が集まった。
開発するだけでなく、開発したプロトタイプを多くの人に使ってもらうかを考え、コンセプトにあったサービスを選んでいるのも、ファイナリスト作品の特徴のひとつ。
同コンテストは、10月25日14:00~16:30に「最終審査会」をオンラインで開催予定。視聴は「YouTubeLive」で、有料チケットが必要。
(チケット登録者宛に当日までにアナウンス)
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